最新更新日:2024/07/06 | |
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10月6日と7日の献立むいた方が仕上がりがきれいですが、給食の大学芋は皮を残して作ります。1人3個になるよう大きめに切って、水の中にはなしアクを取ります。水分を取ってから低めの温度の油で中心までじっくり揚げます。サツマイモは加熱時間によって甘さが変わります。サツマイモに含まれているデンプンを「アミラーゼ」という酵素が加熱によって甘味に変えます。電子レンジで短時間に加熱すると甘味に変わる時間が無いので、あまり甘くなりません。焼き芋がおいしいのはじっくり時間をかけて加熱するのでアミラーゼが甘味に変わるからです。 7日の献立:かき揚げつけ麺、わかめと菊の花の酢の物、サツマイモの蒸しパン、果物(リンゴ)、牛乳(写真右) かき揚げの中には皮付きサツマイモを、蒸しパンには皮をむいたサツマイモを使いました。 旧暦の9月9日なので重陽の節句(菊の節句)の日です。9が陽数で、その9を重ねるから重陽といい、重九(ちょうきゅう)ともいわれます。もともとは中国で行われた行事が日本の宮廷に伝わったものです。この日に菊の花を酒に浸して飲み、不老長寿を祈り、災いを払うという故事から、給食にも菊の花を使いました。大量に使うと少し苦みがあるので、わかめの酢の物に少量入れました。山形県産の菊を使いましたが、山形県では食用菊の生産量も消費量も多く、そのまま茹でてお浸しにしたり、漬け物にします。菊の花を使った「もってのほか」という漬け物が有名です。 |
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