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最新更新日:2024/06/27 |
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家庭科新聞48号 令和2年5月29日版
この3カ月、野菜の値段が乱高下していますが、野菜で一番、価格の変動が少ないのは何だと思いますか?
それは、『もやし』です。家庭科新聞37号で扱ったジャガイモも価格変動が少ない食品ですが、『もやし』はスーパーに行くと、いつでも20円〜40円で売られている家計に優しい食品です。 『もやし』は、豆を水にひたして発芽させた野菜です。 我が家の近くのスーパーには、いつも1種類しかありませんが、大きく分けて3種類あります。 スーパーでよく売っているもやしは「緑豆もやし」、もやしの先に豆が付いているもやしは「大豆もやし」、細いのが「細もやし」(ブラックマッペもやし)の3種類です。流通の割合としては緑豆が85%、大豆が10%、ブラックマッペが5%くらいだそうです。 『もやし』は、90%以上が水分ですが、ビタミンB群やビタミンCのビタミン類やカリウムやカルシウムなどのミネラル類をバランスよく含んでいます。そして、緑豆もやしは1.7%、大豆もやしは3.7%のたんぱく質を含んでいる優秀食材です。 さらに発芽によって新陳代謝を高める働きをするアミノ酸の一種であるアスパラギン酸が作られるそうです。いわゆる発芽パワーです。発芽玄米とか、この頃、発芽何とかをよく聞きますよね。加えて、疲労回復や肝機能向上なども期待できるとか。暑さで夏バテしがちな時期にもぴったりな食材。クセのない味なので色々な料理に使えるところも魅力です。『もやし』のすごさは、書いたらきりがありません。 その上、安くて低カロリーなのでダイエットの強力な味方になります。 欠点といえば、ビタミンやミネラル類は熱に弱いです。蒸したり茹でたりは短時間で仕上げ、炒める際は最後に入れるのがおすすめですが、あまり、気にせず、たくさん食べてほしいなと思います。 ※『もやし』の発芽パワーというのは、本来の栄養素に加えて、発芽・成長しながら、あらたに別の栄養素が生成するということです。 今日は、簡単なもやし料理を紹介します。簡単で美味しいと思います。 ゆでて混ぜるだけなので、是非、作ってみてください。 『もやしナムル』 [用意するもの] ・もやし 1袋 (緑豆もやしか細もやしがいいと思いますが、大豆もやしを使う場合は、調味料を増やした方がいいかもしれません。) ・鶏ガラスープの素 小さじ2/3 ・食べるラー油 小さじ1/2〜1(お好みで) ・醤油 小さじ1/2 [作り方] 1.もやしを軽く洗う。鍋に水を適量入れて、もやしを入れ、水からゆでる。 2.鶏ガラスープの素、食べるラー油。醤油を混ぜる。 3.1が沸騰したら、ざるに上げて、ボウルに移し、2を混ぜる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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