最新更新日:2024/06/27 | |
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家庭科新聞45号 令和2年5月26日版
夏が年々、過ごしにくくなっていると感じているのは、私だけではないと思います。
猛暑日や熱帯夜が増え、最高気温が38度を越える地域も増えています。そして、異常に大きな台風(2018年深夜に我が家の屋根がとびました。)、ゲリラ豪雨等など、こんな急激な天気や気温の変動に、体力を消耗し、『夏バテ』が起こります。『夏バテ』は、誰でもおこりうるものです。そして、『夏バテ』になると熱中症の危険度が増します。 今日は、熱中症予防第3弾です。 映画『めがね』を知っていますか。その中で宿泊施設のオーナーが「梅はその日の難逃れ」ということわざを主人公に言うシーンがあります。梅は、昔から病気の予防などに使われてきました。梅干しのパワーの源は、酸っぱさの成分クエン酸です。 ただ、梅干しは、食塩を多量に含むので、たくさんは食べられません。 そこで、登場するのが『お酢』です。お酢は、梅干しと同じように食欲を増進させる効果があるすぐれた健康食品です。 (お酢はダイエット食品としても、よく登場しますが、食欲増進と真逆な感じですよね。でも、この二つは両立します。下記のEとFです。) A.クエン酸が疲労や肩こりの原因物質乳酸を無力化にします。 B.高血圧抑制効果がある。さらに食塩の代わりに使えば、より効果があります。 C.新陳代謝の活性化、血液をきれいにするので動脈硬化を予防します。 D.カルシウム吸収を促進します。 E.唾液や胃液が多く分泌され、消化を促進する効果、食欲増進効果があります。 F.血糖値が急激に上がらない働きのため、肥満予防、糖尿病になります。 このように『お酢』は、すぐれた健康食品です。日本には、4〜5世紀頃に伝えら、紀元前5,000年前から存在しているそうです。 是非、お酢を使った料理で『夏バテ予防』『熱中症予防』をし、夏を乗り切りましょう。 さて、今回、紹介する料理は、毎日、録画して見ていた○○○○マーケットで知り、よく作る定番料理です。 材料にすし酢を使うので、親子丼のめんつゆと同じように味が決まり、簡単に作れます。冷蔵庫で1週間くらい持ち、常備しておくと野菜が足りない時に使えます。 是非、作ってみてください。色々な野菜で試してみてください。ピクルス液に胡椒やローリエなども入れるとまた違う風味が味わえます。 『すし酢でピクルス』 [用意するもの] ・すし酢 200cc(1/2カップ) ・水 200cc(1/2カップ) ・赤パプリカ 1個 ・黄パプリカ 1個 ・にんじん 1本 [作り方] 1.すし酢と水を鍋に入れて、火にかける。沸騰したら火を止める。 2.野菜を切る。(にんじんは、皮をむきます。切り方は、自由です。) 3.容器の中に野菜を入れ(並べ)、しっかり冷ましたピクルス液を入れる。 4.容器を冷蔵庫に入れる。2時間後くらいから、食べられます。 ※1週間程度持ちますが、管理に気を付けてください。また、味が強く付きます。 |
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