最新更新日:2024/06/25
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西池袋中学校保護者の皆様へ 運動会の多くの方々のご来校ありがとうございました。 豊島区立西池袋中学校 校長 八尋 崇

家庭科新聞44号 令和2年5月25日版

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 先週は、急に涼しくなりましたが、今週は、夏日の日もあるようです。体調に気をつけて過ごしましょう。(最高気温が25度を超えた日を夏日、30度を超えた日を真夏日、35度を超えた日を猛暑日と言います。)
 さて、これからの季節に注意しなければならないのが、食中毒です。
食中毒とは、細菌やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。時には命にもかかわるとてもこわい病気です。
 細菌による食中毒にかかる人が多くでるのは気温が高く、細菌が育ちやすい6月から9月頃です。食中毒を起こす細菌は、土の中や水、ヒトや動物の皮膚や腸の中にも存在していて、特別な菌というわけではありません。だから、これからの季節、食品を扱う時は、食中毒に気を付けて生活しましょう。冷蔵庫の過信は禁物です。
 家庭科新聞41号では、『中食』について書きましたが、テイクアウトや宅配を始める飲食店には、食中毒予防の三原則の食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」が求められています。この三原則から『家庭でできる食中毒予防の6つのポイント』はこの三原則からできています。これらのポイントをきちんと行い、家庭から食中毒をなくしましょう。食中毒は簡単な予防方法をきちんと守れば予防できます。
それでも、もし、お腹が痛くなったり、下痢をしたり、気持ちが悪くなったりしたら、お医者さんに相談するようにしましょう。

『家庭でできる食中毒予防の6つのポイント』
※食品を扱う時はどんな時でも「手を洗うこと」は前提です。今回、そのことが私たちの健康を守ることにつながっていることが確認できたと思います。
ポイント1 食品の購入
・生鮮食品は新鮮な物を選ぶ ・消費期限などを確認 ・肉、魚はそれぞれ分けて包む ・冷凍などの温度管理の必要な食品の購入は買い物の最後にし、まっすぐ持ち帰る
ポイント2 家庭での保存
・帰ったら、すぐに冷蔵庫へ ・冷蔵庫の詰めすぎに注意(めやすは、7割程度) ・早めに使いきる ・肉、魚は汁が漏れないように包んで保存
ポイント3 下準備
・こまめに手を洗う ・タオルやふきんは清潔なものに交換 ・ゴミはこまめに捨てる ・冷凍食品の解凍は冷蔵庫で ・生肉・魚を切ったら洗って熱湯をかけておく ・生肉・魚は生で食べるものから離す ・野菜もよく洗う ・包丁などの器具、ふきんは洗って消毒
ポイント4 調理
・台所は清潔に ・作業前に手を洗う ・加熱は十分に(めやすは中心部分の温度が75度で1分間以上) ・電子レンジを使うときは均一に加熱されるようにする ・調理を途中で止めたら食品は冷蔵庫へ
ポイント5 食事
・食事の前に手を洗う ・盛り付けは清潔な器具、食器を使う ・長時間室温に放置しない
ポイント6 残った食品
・作業前に手を洗う ・手洗い後、清潔な器具、容器で保存 ・早く冷えるように小分けする ・温めなおすときは十分に加熱する(めやすは75度以上) ・時間が経ち過ぎたりちょっとでも怪しいと思ったら、思い切って捨てる
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