最新更新日:2024/06/25 | |
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家庭科新聞37号 令和2年5月18日版
今日は、庶民の味方、ジャガイモについて書きたいと思います。
アメリカでは、ジャガイモは野菜だそうです。そして、アメリカ人の野菜摂取量1位は、ジャガイモです。 日本では、1位タマネギ、2位大根、3位キャベツです。ジャガイモを野菜と考えるとジャガイモは4位です。 日本では、ジャガイモは、炭水化物を多く含む食品と考えられ、イモ類に分類されていますが、ジャガイモは、ビタミンCの含有量は、みかんぐらいあり、さらにカリウム、食物繊維を豊富に含まれています。だから、野菜と考えるのもおかしくない気がします。 さて、その年の出始めの小型のジャガイモで皮が薄くて水分が多いものを新ジャガと言います。だから、男爵イモの新ジャガもメークインの新ジャガもあります。男爵イモはホクホクして煮崩れしやすく、メークインはしっとりして煮崩れしにくい特徴を持っています。 今回は、メークインの新ジャガで料理を作ってみました。この料理、作ってみたら皮が気になり苦かったのですが、次の日、食べたら美味しくなっていたので書くことにしました。 今回は、火を使います。また、みりんやお酒を使ったり、落としぶたをしたりして、今までに比べて、ちょっと本格的な?料理です。 作る場合は、安全に気をつけて、やってくださいね。 『ジャガイモのバター照り煮』 [用意するもの] ・新ジャガイモ 15個〜20個(小さめの方が味がしみます。) ・バター 大さじ1と1/2 ・砂糖 大さじ2 ・みりん 1/2カップ ・酒 1/2カップ ・醤油 大さじ1と1/2 [作り方] 1.新ジャガはよく洗い、皮つきのままかるく十文字の切り込みを入れる。 2.耐熱のボウル(耐熱ならば違う物でも大丈夫)にペーパータオルをしき、新ジャガを入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で4〜5分加熱する。竹串をさしてみて、少し抵抗を感じるくらいの固さでまでやる。電子レンジの加熱時間は目安なので、様子をみて増やしたり、減らしたりする。 (ペーパータオルをしいておくと、新ジャガから出た水分を吸い取るので、水っぽくならない。) ※固さは、私は、抵抗を感じるくらいだと固いと思いました。感覚が人それぞれなので難しいなあと感じています。 3.バターを中火で溶かしたフライパンに、新ジャガを入れて炒める。新ジャガは先に加熱してあるので、ここではバターをなじませ、香りをつける程度にする。 4.全体にバターがなじんだら、砂糖、みりん、酒、しょうゆの順に加える。オーブン用シートをのせて落としぶたにし、ときどき混ぜながら10分ほど煮る。 ※新ジャガでなくても、皮をむいて、程よい大きさに切って、作っても美味しいと思うので、ジャガイモがあったら、挑戦しみてください。(男爵だと煮くずれるかもしれませんがそれでも美味しいと思います。) |
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