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最新更新日:2024/06/27 |
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家庭科新聞35号 令和2年5月16日版![]() ![]() 今回、とても気になった記事がありました。それは、「外出自粛を求められている中で、加齢により心身が衰えるフレイル(虚弱)の進行が心配されている。」という記事です。 『2週間の寝たきりで失う筋肉量は、加齢で7年間で失う量に匹敵する』という話があります。前に腰の手術をした時に約2日間、動かないだけで、歩行器を使わないと歩けなくなったことがあります。 そして、筋肉量が減ると運動量も減り、エネルギー消費量の低下を招きます。さらに、食欲がわかなくなるために食事の量も減って栄養面が悪化し、筋肉量が低下します。 このサイクルの筋肉量が減るなどの途中で止まれば、基礎代謝が落ち、体重が増加することになります。健康な人たちは、体重の増加で止まるかもしれません。 しかし、高齢者の方達は、このサイクルが続くと、介護が必要な状態になり、さらに進行すると体の回復力や抵抗力が低下し、感染症が重症化しやすくなる可能性があります。 これは、高齢者だけでなく、誰でも起こりうる事として考えることが必要です。 さて、記事によると高齢者のフレイル(虚弱)予防のポイントは、次の3つだそうです。 1.適度な運動:自宅で軽い運動をする。筋肉量低下させない。 2.バランスのとれた食事をする。:タンパク質を多くとるようにする。歯ごたえのある食べ物をメニューに取り入れる。食後は、歯磨きをする。筋肉の材料を摂取する。口の中の健康が全身の健康につながります。 3.社会参加:遠方にいる家族に電話をするなどして、自宅にいても積極的に社会参加をする。お互いに『ハッピーホルモン』を出しましょう。 家庭科新聞では、栄養、たんぱく質、運動、歯磨き、ビタミンD、そして高齢者の方との交流のことを書いてきました。特に高齢者の方との電話については、毎週書いていますが、本当に大事なことなので、心がけてくれるとうれしいです。 是非、もう一度、前の家庭科新聞を読んで、参考にしてください。 |
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