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最新更新日:2024/06/27 |
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家庭科新聞26号 令和2年5月7日版![]() ![]() 何故かは、2020年5月2日の校長通信を見てくださいね。 お茶を飲むとほっこりしますね。(ほっこりって狂言でも出てくる言葉で昔からあるみたいですよ。) 世界で一番飲まれているお茶は、紅茶ですが、今日は、大好きな緑茶のことを書きたいと思います。 ちなみに緑茶とウーロン茶と紅茶の原料の茶葉は、同じです。緑茶は、蒸すことで、酸化と発酵を止めたものです。そして、紅茶は発酵茶、ウーロン茶は半発酵茶です。面白いですね。 さて、緑茶(緑茶も色々ありますが、ここではよく飲む煎茶です。)と言えばカテキンです。カテキンは、緑茶(煎茶)の渋味の成分です。 私たちが食品から摂る栄養素と言えば、まずは、必須栄養素の炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・無機質の五大栄養素が頭に浮かびます。 では、カテキンって、どういうものでしょうか。 カテキンは、ポリフェノールのひとつで、ポリフェノールは、フィトケミカルのひとつです。 フィトケミカルとは、野菜やお茶など、植物性食品の色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質で、必須栄養素ではないけれど、体にとって良い作用をし、健康を維持するために重要な成分のことです。 ポリフェノールは、老化の原因である活性酸素を抑制し、動脈硬化を防ぐ働きがあると考えられています。 だから、カテキンにもその力(ちから)があります。 その他、カテキンには、抗菌・抗ウイルス作用や虫歯予防効果などもあります。 そして、お茶には、カフェイン[覚醒作用、消化促進作用]や テアニン[精神安定効果、興奮抑制効果]や ビタミンC[風邪予防、抗ストレス作用、抗酸化作用] なども含まれています。 暑くなり、冷たい飲料を飲みたくなる季節になりましたが、水分補給に温かい緑茶(煎茶)を飲んで、ほっこりしたらいいなと思います。 温かい緑茶(煎茶)が苦手な人には、冷茶という飲み方もあります。簡単なのは、多めの茶葉を使って濃いめに入れて、氷の入った器に注ぐという方法があります。 カフェインが入っているので、夜、遅く飲むと眠れなくなる人もいるかもしれないので注意してください。その場合は、始めから冷水で入れるとカフェインは、あまり出ません。逆にテアニンが出て、眠りやすくなるそうです。お茶って奥深い。 |
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