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最新更新日:2024/06/27 |
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家庭科新聞21号 令和2年5月2日版
昨日の家庭科新聞20号では、『旬(しゅん)』について書きました。
今日は、今が、『旬』の野菜のひとつ(春)キャベツについて書きたいと思います。 キャベツには、胃潰瘍(いかいよう)や胃炎などの回復に効果が認められているビタミンUが多く含まれています。ビタミンUは、キャベツから発見されたため、別名『キャベジン』とも呼ばれています。そんな名前の胃薬がありますよね。ビタミンUは、私たちが知っているビタミンとは、違うものでビタミン様物質と言われています。(簡単に言えば、ビタミンの様なものでしょうか。) アメリカ国立がん研究センターでは、天然の植物中に存在する、がん抑制作用のある成分を主に、がん予防効果のある食品、約40種類をピックアップして、デザイナーフーズピラミッドを作成しました。デザイナーズピラミッドでは上位にある食品ほど、がん予防の効果が高いと考えられています。 そのピラミッドの一番上にあるものが、ニンニク、そして、二番目にあるのがキャベツです。ちなみに大豆、ショウガなどもピラミッドの上の方にあります。 家庭科の授業では、キャベツは、ビタミンCを多く含んでいる食品だと紹介しますが、本当は、もっと体内で色々な役目をしているのです。 どの食品知っているのは一面だけで、私たちの知らないことがいっぱいあります。 それを分かることはとても面白いなあと思います。時間がある今だからこそ、色々なことに興味を持って調べてくれるといいなと思います。 [デザイナーフーズピラミッド] 上段:ニンニク、キャベツ、大豆、セロリ、ショウガなど 中段:タマネギ、お茶、ターメリック、全粒小麦、玄米、柑橘類(オレンジ、レモンなど)、トマト、ナス、ピーマン、ブロッコリー、など 3段目:バジル、きゅうり、タイム、あさつき、ジャガイモ、ブルーベリーなど これは、一部なので調べてみてくださいね。 厚生労働省では、1日350gの野菜の摂取が目標とされているので、毎食、野菜料理を取り入れるのがベストです。献立を立てる時にデザイナーフーズピラミッドも参考にしてくれるとうれしいです。 塩キャベツを作ってみました。 (これもテレビで見て、作ってみました。) 今回は、火を使わないので、キャベツが余った時などに作ってみてください。 『塩キャベツ』 [用意するもの] ・キャベツ 2分の1個 ・塩 キャベツの重さの1% キャベツが500gなら、塩は5gです。キャベツも2分の1個じゃなくて大丈夫です。 [作り方] 1 ポリ袋に細切りした(細い方がベスト)キャベツを入れ、塩を入れる。塩が出ないようにシャカシャカして、全体に塩をまぶす。これは、しっかりやる。 2 空気を抜きながら、袋を閉じる。 3 冷蔵庫で一晩置く。(冷蔵庫で3日間、保存可能だそうです。) 4 かつお節、マヨネーズなどの調味料などを使って、色々アレンジして食べる。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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