最新更新日:2024/06/18 | |
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家庭科新聞5号 令和2年4月16日版今日は、その続きです。 昨日、書き忘れましたが、太陽が出ていなくても、曇りの天気でも、雨が降っていても、朝はカーテンを開けましょう。そして、窓を開けて、換気もしましょう。 それで、体内時計がリセットされますよ。太陽は、曇りでも雨でもその奥に存在しており、紫外線は、薄曇りで90%、曇り60%、なんと雨でも30%あるそうですよ。 さて、皆さんは、ビタミンDの正式名を知っていますか? (私と一緒に家庭科を学んできた卒業生の人達は知っているはずですが。) ビタミンDの正式名、本名は、「カルシフェロール」といいます。 「カルシフェロール」の「カルシ」は、カルシウムから来ています。 そして「フェロール」は、船のフェリーと同じ言葉からできており、 「運び屋」という意味です。 すなわち、ビタミンDは、「カルシウムの運び屋」なのです。 カルシウムは、体にとって、とても大事な栄養素、無機質の一つですが、実は、ビタミンDすなわちカルシフェロールがないと体の中で上手く働きません。 しかし、ビタミンDは、食事から摂取しにくい栄養素の一つと考えられています。 そこで、大事なのは、「太陽の光」なのです。 ここで今日は、皆さんに「手のひら日光浴」を紹介したいと思います。 実は、私たちの皮膚の中にはビタミンDになる前の物質(プロビタミンDとかビタミンDの前駆物質と言われるものです。)があって、それが「太陽の光」に当たるとビタミンDになるのです。 現在、私たちは家にいることが求められており、なかなか外に出ることはできません。しかし、窓を開け、手のひらを太陽に向けることは、簡単にできると思います。 手のひらに直射日光が当たる体勢で、夏場なら15分以上、冬場なら30分以上日光浴します。ジッとしていなくても大丈夫なので、窓を開けて、「手のひら日光浴」をしながら、ラジオや音楽、動画を鑑賞するなど、手を使わない動きと組み合わせても大丈夫です。でも、ビタミンDを含む食品(魚、干し椎茸、卵、牛乳など)は、食べるようにしてくださいね。 その時、手のひらには日焼け止めを塗らないようにしてくださいね。手のひらは日焼けしにくいので日焼け止めを塗らなくても大丈夫です。 (私は、手の甲には日焼け止めを塗って行っています。) |
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