「反省」と言う言葉があります。一般的に自分の良くなかった点を改めるという意味合いが強く使われています。「評価」とするとどうでしょう。自分を振り返って、良かった点、悪かった点を考えるという意味合いになります。生徒の皆さんには、一学期の自己評価をして（改善し）夏休みを迎えてほしいと思います。
　本日は第一学期の終業式。授業日数が74日（1年生は73日）あった一学期を振り返ります。
＜始業式・入学式での式辞＞
　4月6日の始業式では「本気」についての話をしました。本気になれば、大抵のことはできる。 本気でやれば、楽しい。本気でやってると、誰かが 助けてくれる。今年度は目標を立て、本気で取り組みましょう。4月7日の入学式では「サーカスの象」の話。思い込みにとらわれると、「できない…。」と自分で限界をつくってしまう。中学校生活は、思い込みにとらわれることなく様々なことにチャレンジしましょう。
　どうですか？「本気」で取り組めたものはありましたか？自分でできないと決めつけずに、何かに「チャレンジ」しましたか？
＜学校行事、学習、生活、部活動等＞
　一学期の大きな行事であった第11回目の運動会では、3年生が良き伝統を引き継ぎ、下級生の手本となって頑張ってくれました。西池袋中のエネルギーや素晴らしさを、ご来賓、地域の方、保護者の方にご覧に入れることができました。特に、きちんと行えた入場行進やラジオ体操の評価は、高いものがありました。各種目に取り組むまでの努力や、クラスの団結に向けて情熱を注いでくれた生徒達、賞賛に値します。PTAの方々のご協力にも感謝いたします。ありがとうございました。
　２年生の尾瀬移動教室、６組のキックベースボール大会、葛西や横浜での校外学習では、普段の学校では体験できない様々な体験をしてきたことで、大きく成長しました。例えば、尾瀬移動教室で縦走に「チャレンジ」した生徒。達成感を味わうことができたのではないかと思います。
　学習面でも頑張りを見せてくれています。西池袋中の生徒は授業態度に定評があります。現在は主体的（自分で進んで）に学習に取り組む姿や、思考を活性化させるアクティブラーニング（例えば、実際にやってみて考える、意見を出し合って考える、わかりやすく情報をまとめ直す…。など）が学習に取り組む姿勢のキーワードになっています。より主体的に、よりアクティブ（活動的）になるよう、目指していきます。
　部活動の取り組み、社会を明るくする運動の作文コンクールをはじめ、各種の表彰は、朝礼時やホームページで紹介しました。上級生が下級生をリードしている姿が印象的です。
　一学期、かなり頑張っていましたね。もちろん、「反省」するところもあると思います。一学期間の自分の頑張り、成長に自信も持ち、まずかったところは改善し、夏休みの計画を立てて有意義に過ごしてください。