最新更新日:2024/07/04 | |
本日:1
総数:95305 |
折り紙を使って・・・ある図形を一本の直線を折り目として折ったとき、ぴったり重なる図形を線対称な図形という概念を学んだ後、折り紙を半分に折って線対称な図形作りに取り組みました。 折り紙を何回か折ってはさみで切ると・・・。対称の軸があちらにも・・・こちらにも・・・。こんなことにも気づきながら、算数的活動を楽しみました。 知識だけでなく、実際に体験してみる。今後の学習の中にも、「ハンズオンマス」を大切に算数の学習を工夫してまいります。 「分ける」って何?日ごろ子どもたちがしている「お菓子などを分ける」ということと、算数の学習場面での「分ける」の違いについて学習しました。 「15枚のクッキーがあります」と黒板に一文書き、3人の子どもたちの顔を提示しました。「クッキーを3人で分けるんだ」「左の子は笑っているよ」「真ん中の子は悲しそう」「右の子は困っているよ」「あっ、真ん中の子は悲しそうだから、枚数が少ないんだ」。こんなやりとりから、子どもたちが考える分け方を発表してもらいました。「みんな枚数が違って、同じじゃないんだ」。次に提示した3人の子どもたちの表情はみんなニコニコ。「あっ、きっとみんなクッキーの数が同じなんだよ」。「では、ブロックを使って同じ数ずつ分けてみよう」。 算数の学習場面での「分ける」は「同じ数ずつ、等しく分ける」ということ。等分除の学習です。子どもたちは「分ける」の違いに気づきました。 物がたくさん入る箱はどれ?「展開図を箱にしたとき、一番たくさん物が入りそうな展開図はどれかな?」という問題。「2番だよ、きっと」15人。「3番だと思う」1人という予想。「何で、この展開図にしたのかな?」「だって、箱の底になるだろう面積が一番広いから」「えっ、でも広くても高さが低ければ物はたくさん入らないよ」という友達とのやりとりから、広さでくらべることはできないことに気づき、確認。 「では、比べるにはどうしたら良いのかな?」次の問いへ。 実際に箱を作り、子どもたちは面積の学習を思い出し、同じ形の物(1㎤)を敷き詰めることを考えました。 「あれ?2番じゃなかった」「3番なんだね」「○○ちゃんすごい!」1㎤の何個分かで答えを確かめました。 予想すること、実際に確かめて体験すること、なぜ?と考えること。 子どもたちの「えっ?」「あれ?」「なんで?」という感嘆詞が聞こえてくる授業作りを目指します! |
〒171-0033
住所:東京都豊島区高田2−12−7 TEL:03-3987-6266 FAX:03-5950-4677 |