2年生は職場訪問をして学んだことをプレゼンの形で発表しました。

その仕事の社会的意義はどんなことであるか。

仕事をする上でどのような思いを持っているか。

例えば、ある料理店の話です。

常連のご家族の中に高齢のお客様がいらっしゃいます。そのお客様は家族の方に気を遣って、多くても無理して食べてしまうのだといいます。

そのことを受けて、出す料理の量を調整しているそうです。

例えば、図書館の話です。

図書館はなにをするところだと思いますか？という問いに、先生が「本の貸し借りだと思います」と答えたところ、「６割ですね」。

みなさんの知らない図書館の役割がこんなにたくさんあるんですよと、知られざる図書館の社会的意義についてお話ししていました。

生徒たちは職業人が何を思って働き、どのような工夫をしているのか、かなり深い話まで考えることができていました。

また、一人当たりの制限時間を多くの生徒が超過しました。もう話したいことがあって、２、３分では到底語り尽くせない。そんな声が聞こえてくるようでした。

生徒たちの成長を喜ぶとともに、改めて今回の依頼を受けてくださった職場の皆様に感謝の気持ちでいっぱいになりました。