7月17日(金)
今年度は曜日の関係で、いつもより少し早い終業式です。各学年で学年集会を終えた後、体育館で1学期の終業式を行いました。授業日数70日(1年生は69日)間、無事終えることができました。ご協力どうもありがとうございました。
<平成21年度 1学期終業式 式辞>
登校日数が70(1年生は69日)日間あった1学期の終業式を迎えました。今日は節目の日ですから、1学期を振り返り、有意義な夏休みを送り、2学期に備える日としましょう。
「安心して登校でき、満足して下校できる学校」。池袋中学校のキャッチフレーズです。毎日、安心して登校できたでしょうか?満足して下校できたでしょうか?また、そうなるように自分自身も努力したでしょうか?ここで立ち止まって考えてみてください。
また、今年度のキーワードとして「あいさつ」「学力」「環境」「生命尊重」をあげました。1学期の取り組みはどうでしたか?
「あいさつ」は、きちんと行えている生徒が多いので嬉しい限りです。2年生は2学期に「職場体験」を実施します。社会において、人とコミュニケーションをとることの大切さ、特に「あいさつ」の大切さは身をもって感じてくるはずです。学校外でも大切にしてください。
「学力」はどうでしょうか?学校は勉強するところです。義務教育の時期にある中学生のうちに、身に付けておかねばならないものがたくさんあります。自分の学力は向上したでしょうか?今日、担任の先生から通知表を受け取ると思います。観点別評価で「C」の項目は、目標値の50%に到達していなかった所ですから、今後努力して向上させてください。先生に、どのようにすれば良いのかを聞くと良いでしょう。また、夏休みの補習教室や池中アカデミーを利用して、弱点を克服してください。
3年生が2年生の1月時に実施した調査で、「表現する力」が少し弱いことがわかりました。「表現する力」には色々ありますが、他の意見を良く聞き、自分で考え、意見や考えを人前でも発表できることを目標にしたいと思います。11月には道徳授業地区公開講座でシンポジウムを予定しています。2学期に向けて「表現する力」も伸ばしていきましょう。
「環境」は、今や世界的なキーワードになっています。この4月、池袋中学校でも植樹祭を行い、生徒全員が苗木を植樹しました。現在、すくすくと育っています。「環境」と言っても難しいことを望んでいるのではなく、例えば、誰もいない教室の蛍光灯は必ず消すなど、少しの努力で「環境」に貢献することができます。これからも実行してください。
「生命の尊重」は主に道徳の授業を中心に行っていますが、11月16日に池袋中学校で研究発表する道徳の授業でのテーマでもあります。全校生徒が「命の大切さ」について、きちんと考えられるようになってもらいたいと思います。
この夏休みは、普段ではできないことなどに挑戦してください。「○○時間勉強する」「○○冊本を読む(豊島区教育委員会推奨の本が図書室にあります)」「苦手教科を克服する」「部活動を頑張る」など、具体的に目標を立てましょう。また、各種の検定やコンクールにも積極的に参加して、学校外の他者からの評価を受けてみましょう。
交通事故(特に自転車)、ネットトラブル、熱中症、新型インフルエンザ…など、安全・健康に留意して有意義な夏休みを送ってください。