防災体験 3年生
- 公開日
- 2024/10/03
- 更新日
- 2024/10/03
学校・学年行事
5,6時間目に、区の防災危機管理課の皆さんを招いて、3年生が防災体験を実施しました
HUGという、災害が発生した際の避難所運営をシミュレーションできるゲームでは、次々に避難所へやってくる、さまざまな事情を抱えた被災者を迎え入れるべく、グループで品案所運営を考えました
はじめのうちは、避難してくる人々を順調に迎え入れていた避難所ですが、徐々に難しい条件の被災者が増えてくると、ある時点から避難所は逼迫してきます
そんな大変さを体験して、テレビのニュースなどからでは感じられない難しさや問題に触れることができました
また、実際に使われている段ボールによる避難所設営も体験しました
似たようなものは映像等で見たことはあるものの、実際に組み立ててみると、なかなかうまくできていて頑丈だと感心する反面
完成してみると、この向こう側に知らない人が生活していることや、プライベートの確保、生活音や話し声など、簡単ではないことに気づいた人も多くいたようです
最後には、避難所に設営するトイレを実際に見させていただきました
専用のマンホールの上に設置する形式です
避難所の人たちがみんなで使うトイレを、当番など決めて洗って使うこと、「どれだけ汚れるのだろう」と想像することを通して、考え込んでいる様子もよく見られました
凝固剤の実演もあり、簡易トイレの中に凝固剤をまいて水をかけると、一瞬でスポンジ状になる様子も見られました
これなら安心、と思う反面
やはり災害は起きないに越したことはないこと
実際に起きてしまったときには、今回の経験を生かして地域のために動ける人であろうということ
そんなことを考えさせられる防災体験でした