本校の人権尊重教育研究発表会に多数の御参会を賜り、誠にありがとうございました。

ご講演いただきました東京学芸大学 教職大学院　特任教授　伊東　哲先生には、「多様性、公平性、包摂性(DE&I)の概念を取り入れた学校づくりについて」という演題で、子供たち一人ひとりが尊重されるこれからの学校の在り方について、貴重なお話をいただきました。人権を大切にすることの意味を改めて深く考える、心に残る時間となりました。厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

校内の廊下には、全児童が自分の言葉で考えた人権標語を掲示しております。

　「みとめよう　人の意見と　感じ方」

　「みんながさ　わらってすごす　すてきじゃない」

どの標語にも、子供たちのまっすぐな思いが込められています。一人ひとりが、人権を“自分の生活の中のこと”として考え、表現しようとする姿に、確かな成長を感じております。こうした子供たちの姿を支えてきたのは、日々の授業や生活の中で、子供たちに丁寧に寄り添ってきた教職員の努力です。研究を進める中で迷うこともありましたが、互いに支え合いながら、子供たちの笑顔を信じて歩んできました。

本校が取り組んできた実践は、まだまだ十分なものではありません。いただいた御指導、御助言を教職員一同しっかりと胸にきざみ、様々な人権課題の理解を通して、いつでも、誰に対しても、偏見をもつことや差別をすることなく、正しく判断し、具体的な行動に現すことができる児童を育てていく所存です。

そして、本校の教育目標である「かしこく　つよく　あたたかく　未来を拓け要の子」の育成を目指し、今後も日々の教育活動に取り組んでまいります。

発表会の開催にあたり、ご協力くださいました、すべての皆様に、改めて感謝申し上げます。