三園浄水場見学:4年生−【2】
- 公開日
- 2013/06/25
- 更新日
- 2013/06/25
4年生
6月24日、三園浄水場では係員の方の説明の後は、いよいよ実際に現場の見学となりました。初めに東京ドーム2個分といわれる広大な敷地の全体の概要を知るために、屋上からの見学になります。敷地のすぐ向こうには、水を取り入れている荒川が望めます。荒川の秋ヶ瀬取水堰から取り入れた水は、まずは沈殿池から、最初の施設である着水井(ちゃくすいせい)に入り、ブロック形成池、沈殿池、ろ過池を通過しながら、少しずつきれいな水になり、最後は高度浄水処理施設の中のオゾン接触池、生物活性炭吸着池で、さらにきれいにされ、飲み水となります。ちなみに給水は、一本のラインがダメになっても、別のラインで運ぶようになっているため、豊島区で飲む水は通常は、三園と朝霞の浄水場が中心で金町からも来る可能性があるようです。
様々な学習をしましたが、この後は、7月5日に東京都水道局の「水道キャラバン」が学校にみえて、水道の勉強をします。そして、9月になったら秩父移動教室で荒川水系にある秩父の浦山ダムに行き、水源や貯水の勉強をします。最後には、文京区にある「水道歴史博物館」で、江戸時代の玉川上水から現代までの水道の歴史の勉強があります。ここまで勉強すれば、水道のことにくわしくなること間違いありません。ちなみにこの勉強のコースは毎年のことであり、5年生に聞いてみるとよくわかると思いますが、どこまでしっかり覚えているか確かめてみましょう。