学校の様子

ヤゴ救出作戦:3・4年生−【1】

公開日
2013/06/05
更新日
2013/06/05

全学年

 6月3日、3・4年生はプールの中にいるヤゴを救出する活動を行いました。昨年の9月に水泳の学習が終了した後、プールにはトンボたちが卵を産みつけます。卵を産みやすいように稲藁などをプールの淵に置いておきます。寒い冬を越した卵は、この時期に幼虫(ヤゴ)となります。
 しかし、水泳学習開始に伴い、プール清掃のため水を抜くことになりますが、そのまま抜いてしまえば当然幼虫は下水として流れていってしまいます。その前に、救い出そうというのが今回の作戦です。いつもは3年生の役割ですが、ここ2年間出来なかったので、4年生もいっしょに参加しました。保護者の方13名にもお手伝いいただき、救出したヤゴは、糸トンボ1匹、アキアカネ3匹、そしてギンヤンマが350匹の合わせて354匹となりました。学校で羽化するまで飼うものと、希望者は家に持ち帰り各自を観察しながら羽化を待つものとに分けました。
 水槽に移した段階で、すでに共食いが始まっており、急遽餌の乾燥糸ミミズをあげました。自然界の厳しさに触れた一瞬でした。