最新更新日:2024/06/04
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1月「行く」2月「逃げる」3月「去る」の3学期。学年の締めくくりをしっかり行います。

茶道体験教室 和の感性

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 昨日の5年生の茶道体験教室では、「落雁作り」「お茶会」と、子どもたちは貴重な体験をさせてもらいました。そんなお茶に関して学んでいるときに「なるほど。日本だな。」と感じることがいくつかありました。

○まず、言葉です。
・落雁の材料の一つである「寒梅粉」は、寒梅が咲く頃に新米を粉にしたものだそうです。つまり「米粉」です。しかし、「米粉」と言うのと「寒梅粉」と言うのでは、季節感が全く違います。日本人の言葉への感性の高さを感じます。
・同じく落雁の材料である「しとり密」は、水に砂糖や水飴を加えたものです。今回のしとり蜜は、水に砂糖を入れたものですので、つまりは「砂糖水」です。「砂糖水」というのと「しとり蜜」というのではかなり雰囲気が違います。諸説あるそうですが、「しとり蜜」の「しとり」は、落雁の材料を混ぜたものを、しっとりさせるところから来ているとのことです。
○落雁の型
・落雁作りは、よく混ぜた材料を型に入れて形を作るのですが、梅の形、貝の形、山の形紅葉の葉の形等々、日本の四季を感じるデザインを簡略化したものが多くありました。
例えば、紅葉の葉は、緑に色づけると「春」や「初夏」を感じさせ、赤っぽくすると「紅葉の秋」を感じます。また、緑に少し白を入れると「冬」にもなります。
お茶菓子にも、四季を感じさせるよう配慮する感性。日本を感じます。
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学校行事
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3/5 ありがとう・さよなら給食
3/6 読み聞かせスペシャル
3/7 土曜授業公開日
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