最新更新日:2024/11/10 | |
本日:22
昨日:33 総数:395219 |
12月23日 道徳小学生のころも学習した「手品師」ですが、中学生になった今、誠実に生きるとはどういうことかを考えました。 ・自分の前に笑顔にさせられる人がいるのに、その人を笑顔にしないで、自分の夢に向かうのは本当の手品師とは言えないと思うし、その夢も叶わないだろう。 ・誠実という言葉は受ける人によって変わってくるなと思った。他人に対して優しくできる人を誠実という人もいれば、自分に真っ直ぐな人を誠実という人もいる。また、今回の話ではどの視点から考えた「誠実」は、どんな出来事にも背景があり、自分の納得いくような結果にならなくてもそれを理解できる人のことを誠実というのではないかと考えた。 ・どちらの道を選んでも後悔はすると思います。大事なのは、後悔した分まで頑張ることなのではないでしょうか。「誠実な選択」ではなく、「選択した結果を誠実に」するのがいいんじゃないでしょうか。 ・自分が誠実だと思っていたことでも、他の人にとっては良くないと感じることがあると思うので、誠実な行動というものはないんじゃないかと思いました。盗みを誠実だと思う人はいないと思うのですが、もし盗みをしたのが誰かのためであって、誰かの命を救っていたとしたら、盗みを誠実だと考える人もいるだろう。 ・パンを買えるかどうか、ぎりぎりの生活と男の子の一日だけの約束を比べると生活の方が重い。人生に関わるので、自分の夢を優先するのがいいと思う。 ・私は小学生のとき、男の子との約束を優先する派だった。今は迷って自分を優先することを選ぶと思う。この手品師にとっての大劇場は私にとっては受験と同じだ。そう考えてみると、私は受験を優先すると思う。・・・少し自己中な考えかもしれないが、自分の夢は大切だ。 進路選択を控えた今だから、小学校の時から成長した今だから考えられる深さがあったように思えました。 12月14日 3年生道徳 家族愛
3年生は2日連続の道徳でした。
テーマは「家族愛」。 家族とはどういうものか。 その家族を構成する一員として、あなたはどのような貢献ができるのか。 初日は上記のようなテーマでした。 家族はどういうものか、と聞くと、安らげる、安心できる場所という答えが目立ちます。 一方、その安らげる環境の維持のためにあなたがなにをしているか、というとそれは「?」という人が多い様子。 自分も家族の構成員としてどういうふるまいをしていくかは考えていかないといけませんね。 さて2日目の本日は「おばあちゃんの黄色い花」。 老いたおばあちゃんが育てていた黄色い花が実は特定外来種だった。それを知ったあなたはどうする?という、個人の幸福追求の権利と遵法精神との間のジレンマについて考えを深めました。 【生徒のコメント】 ・個人の意見を尊重しすぎると他の人に迷惑がかかるし、特定外来種は不特定多数に迷惑をかけてしまう可能性がある。そういうものは保健所に相談しないといけないと思った。 ・正直、みんなが喜ぶようにしてほしいけど、それなら、その人たちのスペースをとって対処したほうがいいと思う。 ・家族と法律、どちらを重視すべきかと言うテーマでしたが、その罪の重さによって判断することが大切になると思った。 ・例えば、薬物で作られた笑顔は本物の笑顔? ・何があってもやっぱりルールは守るべきなんじゃないかと思った。 ・こっそり黄色い花を別の花に変えるのが一番いいんじゃないかと思った。 ・個人の考えだけを重視してしまうと、全体が困ったり被害を受けてしまうかもしれないから、法は全体の幸福のためにあるものだから、個人優先は危険ではないかと思った。 ・現状維持でいいと思う。今回の場合は家の中でできる限り許可していいのではないか。 ・自分の周りのことになると、どうしてもずっと過ごしていて大きく見えるから優先してしまうと思う。遠くは小さく見えるけれど、実際は同じかそれ以上大切かもしれない。 ・幸福追求権を優先すべき。周りに悪影響を及ぼすのであればまずいが、今回は周りに影響がでないように全力で注意すればいい。 ・他者の幸福を奪う権利は誰にもないし、自分の幸福を侵害されるのもいけないことである。社会の制度が私たちに介入してくるまで私たちはどこまでも自由であるべきだ。 ルールはルールだから、という盲目的な意見は少数派で、どうにかしておばあちゃんを元気にしてあげたい、そこでどのようにルールと折り合いをつけていけばいいかという話し合いが活発でした。 12月6日 3年道徳「塾講師の悩み」
3年生の道徳は「塾講師の悩み」
教材では塾の講師をしている大学生が、その業務の負担が大きいことから自己犠牲を強いられるような状況に置かれます。しかし、教え子は先生を頼りにしていますし、同僚からは「あなたが辞めたら周囲に負担がきてしまう」と責められます。 さあどうする、というジレンマです。 当初は「自分を優先して仕事を辞めるべき」という人が多数を占めました。 しかし考えを深めていく中で、社会で果たすべき責任にも気づく生徒が出てきたようでした。 ・命や人生に関わることには互いに責任を持つべきだ。今回のケースは私生活に支障が生まれている。本業である学生の生活が全うできていないため、塾を辞めた方がいい。 ・とても難しい問題であると思う。ある意味個人の自由になると思うが、他人を犠牲にする自由はないと思う。もちろん自分を犠牲にし過ぎることもよくない。 ・正社員であれば最後まで責任を持つ必要があると思う。しかし今回のケースはアルバイトだから、そこそこの責任で済むのではないか。 議論のなかで、3年の国語で登場した「誰かの代わりに」という論説を引き合いに出す生徒もいました。 他教科の学習と結びついて、学んだことが血肉になっている様子が非常に嬉しく思いました。 12月3日 ロボット部関東大会(2)
決勝トーナメントを終え、なんと7戦負けなしの優勝を飾りました!
選手のコメント ・全国でもいい結果を残せるように頑張ります。 ・やっぱり一番はうれしい。本番は運が味方してくれた面もあると思います。次回までにチューニングを合わせてさらに高みを目指していきたいです。 12月3日 ロボット部関東大会【出場時の意気込み】 ・周りが強く見えてとても心配でした。緊張はありましたが、わくわくする気持ちもありました。 総当たり戦を順調に勝ち抜き、いよいよ決勝トーナメントに進みました。 |
豊島区立千登世橋中学校
〒171-0031 東京都豊島区目白1丁目1番1号 TEL:03-3987-6285 FAX:03-5950-4680 |