最新更新日:2024/12/25
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アルテミス計画

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、13年ぶりに宇宙飛行士の新規募集を行いました。
 今回は応募条件を大幅に緩和し、学歴や文系・理系の専門分野を必要としないもので、のちの4段階にわたる選考で晴れて宇宙飛行士になれるというわけです。ここで宇宙飛行士になった方々は、訓練を経て、米国主導で建設される月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」や月面で活動する「アルテミス計画」に参加するのだそうですよ。
 この間、日本でも「ZOZO」の創業者である前澤友作さんや、ロケット開発民間企業に出資しているホリエモンこと堀江貴文さんらが宇宙飛行を夢見ていますよね。2025年には「アルテミス計画」も本格化するそうですから、ぜひ宇宙を夢見る方々は応募してみてはいかがでしょうか。
 応募条件は、協調性やリーダーシップはもとより柔軟な思考と着眼点、窮地に立たされても適切な判断ができることなど様々ですが、身長は149.5cm以上とロケットのサイズから導き出されたものもあるようです。女性宇宙飛行士が少ないので是非とのこと。私ももう少し若かったら応募したいところですかねえ。
 昔、「2001年宇宙の旅」という映画がありまして・・・。

                     学校長  川合 一紀
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ラニーニャとエルニーニョ

 少し前になりますが、「今年はラニーニャ現象がみられるので冬は寒いぞ!」というニュースが話題になりました。またまた聞きなれない言葉が出てきましたでしょうか。
 この言葉の対照にはエルニーニョというものがあります。もともとエルニーニョというのは南米ペルー辺りの漁師さんが、普段獲れない魚が獲れる時期がクリスマス頃に時々あるので、これは神の恵みだということでイエス・キリストという意味のスペイン語「エルニーニョ」と呼んだことがきっかけのようです。調べてみると南米大陸西岸の海水温が異常に高くなり、冷たい海水を探して魚が移動するから普段獲れない魚が獲れるというわけ。そこから数年周期でやってくるこの海水温上昇のことをエルニーニョ現象と呼ぶようになったのです。この全く反対の現象がラニーニャ現象。つまり南米大陸西岸付近の海水温が異常に低くなるという現象です。魚が獲れるだけならいいのですが、このことによって気候までもが影響を受けて、日本に与える影響としては冬が寒いということ。
 ちなみに、ラニーニャとは、エルニーニョ(キリストを男の子と考えて)と対照の「女の子」という意味のスペイン語らしいですよ。今年は、まだ東京に「木枯らし1号」が吹いていないんだとか。私は寒いのが苦手なんですが・・・。


                     学校長  川合 一紀
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言葉って面白い!

 先月末には衆議院議員選挙がありました。皆さんは政治にはどれほど興味をもっておられるでしょうか。コロナウイルス問題でかなり政治には関心が寄せられたとも言われますが、そんな中で、時折、国会中継なるものが放映されていることがありますよね。そこで使われている言葉は、どうも分かりづらいと思ったことはありませんか。「国民の意見をよく聴いて判断します」「法令に基づいて判断します」「可及的速やかに実行します」などなど。分かるものもあれば、何となく曖昧なものもありますよね。実は『法令用語』に照らし合わせると、この意味合いは明確に分けられているのだそうです。例えば、スピードを意味する「速やかに/遅滞なく/直ちに」という3つの言葉。いずれも「すぐに」という意味なのですが、速い順には「直ちに/速やかに/遅滞なく」となるのだそうです。特に最後の「遅滞なく」というのは、合理的な理由があれば遅れても許されるとか・・・。「合理的な理由ってなによ!」って思ってしまいます。そして、「〜に基づいて」というのに近いのは「〜により」「〜に従い」「〜を尊重」「〜を聴いて」とあるようですが、「〜に従い」「〜によって」は拘束力が強く、「〜に基づいて」はそれに次ぐほどのものらしいのです。一方で、「〜を尊重」「〜を聴いて」というのは拘束力がそれほどでもないとか。そういえば、「国民の意見をよく聴いて」という言葉が政治の世界でも割と耳にしますが、あまり拘束力は無いのかと思ってしまいました。

                   学校長  川合 一紀
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修学旅行に行ってきました

 ようやく修学旅行を実施することができました。1学期の予定を9月に延期。さらに10月下旬へと再延期した石川県能登・金沢旅行。一泊二日ではありましたが晴天に恵まれ、楽しんできました。輪島塗の箸つくり体験から塩田の海水まき経験、金沢城跡地や兼六園見学。難関突破の神様「安宅住吉神社」でお参りして「ひがし茶屋街」でスイーツを堪能。往復はジェット機で・・・。池中の歴史でも、このような修学旅行は後にも先にもなかったのではないでしょうか。もちろん学習としてもしっかり学んできましたよね。生徒たちには、この良き経験を、これから卒業までの期間の糧として成長していってほしいと願っています。保護者の皆様、ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。

                     学校長  川合 一紀
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1年生横浜移動教室

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10月27日〜28日に横浜へ移動教室へ行ってきました。
日本新聞博物館や神奈川県立博物館などで様々なことを学んできました。

喜ばれる存在になる

 あるお話を耳にしました。紹介します。
 
 私の娘が小学校6年生の時です。運動会で徒競走がありました。娘は生まれつきの染色体異常による知的障害を抱えています。加えて普通の子供よりも筋力が無いわけなので、いつもビリ。でも、その年は足を捻挫した友達がいたため、「もしかしたら、初めてビリじゃないかもしれない」と妻は喜んでいました。結果は・・・娘はまたしてもビリでした。ところが妻は残念がることなく、むしろニコニコと嬉しそうだったのです。娘は捻挫をしている友だちを気にかけながら、心配そうに、うしろをふり返りふり返り走り続けていたのです。足をかばいながら走っていた友だちが転んでしまうと、娘は友だちのところに駆け寄り、手をひき、一緒に走り始めたのです。2人の姿を見て、周りの児童も、保護者も2人に多くの声援を送っていました。そして、ゴールの前まで来たとき、娘は、その子の肩をぽんと押してその子を先にゴールさせたのです。私はこの姿を見たとき、今までの自分を恥ずかしく思いました。人間が生きる目標というのは、競争したり、他人を蹴落として一番になったりすることではなく、「喜ばれる存在」になることなのだと気づいたのです。きっと娘は、そのことを教えてくれるために、私たち夫婦の子供になってくれたのだと・・・。

 本校でも先日、運動会が無事に行われました。保護者の方からは、「負けてもお互いに拍手し合う姿勢に感動しました」とのお言葉をいただきました。勝ち負けよりも大切なものを感じ取ってくれたに違いありません。

                      学校長  川合 一紀

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運動会を行いました!

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一人ひとりが一生懸命に取り組み、素晴らしい運動会になりました。
今後の生活も、何事も一生懸命取り組み、充実した日々にしていきましょう。

運動会予行演習を行いました

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気持ちのいい青空の下、運動会の予行演習を行いました。
10月23日の本番が楽しみです!

偏差値に一喜一憂しないこと

 皆さんはバスをよく使いますか。日本ですと、電車に比べるとバスは、道路渋滞に影響されて到着時刻はあまり正確ではありませんよね。ところで皆さん!例えば、こんなバスがあったらどちらを使いますか。
『毎日2分前後のずれがあるバスAと毎日10分前後ずれのあるバスB』
 時刻表には到着時刻7時00分と書いてあります。バスAは6時58分から7時2分の間にやってきます。しかし、バスBは6時50分から7時10分の間にやってくるのです。どちらも平均すると7時00分に到着します。おそらく多くの方はバスAがいいと思いますよね。だって、7時ちょっと前にバス停に着いてもすでにバスBは行ってしまっているかもしれませんよね。でも毎日寝坊しがちな方は、バスBの方が融通が利くからいいと思われるかも・・・。このブレ幅のことを数学用語では「標準偏差」といいます。標準的な数値から偏った差というわけです。似た言葉に偏差値というのもありますね。受験生にとっては切実な数値です。この偏差値とは、平均点に偏差値50を割り当てて、標準偏差を10点に換算して差し引きした数字のことです。ですから偏差値60というのは標準偏差1個分平均点より上にいるということです。先ほどのバスBみたいにブレ幅が上に10です。バスの時刻は単に早い遅いの違いですが、偏差値は成績の良い悪いがまさに受験生にとって切実なわけです。ただ大事なのは、1回のテストで出る偏差値よりも数回受けたテストの標準偏差を知る方が受験戦略としては重要なのですよ。例えば偏差値50のA君とB君。しかしA君は標準偏差2、B君は標準偏差10でした。ということは、A君は安定して成績が取れるが、B君はばらつきが大きい。しかしB君は本番では偏差値60の学校に受かるかもしれない可能性を秘めている、というわけです。
 もちろん自分の人生を一か八かに賭けるという意味ではなく、標準偏差を小さくする方がいいと思いませんか。そして何よりも、点数だけでなく人間性を磨くことで勝負したいものですね。

                      学校長  川合 一紀

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おしごとなりきり道場 その1

10月12日、2学年ではキャリア教育の一環として、「夢らくざプロジェクト」の皆さんのご指導のもと、「おしごとなりきり道場」の講義、講演を受けました。興味関心に基づいて各職業ごとに班分けし、お話を熱心に聞いています。
 いろいろな方の話を聞き、自分の考えや思いにつなげていくことが、「キャリア」の原点です。ぜひ今後に生かしていきましょう。

写真は上から 気象予報士・栄養士・弁護士 の皆さまの講義の様子
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おしごとなりきり道場 その2

上から、建築士・ファッションデザイナー・アナウンサーのお仕事講義です
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おしごとなりきり道場 その3

ダンスパフォーマンス
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過去の扉をしっかり閉める

 人は、心の持ちようによって、幸せにも不幸せにも感じられると思いませんか。例えば雨が降ってしまってせっかくの運動会練習が出来なくなってしまった。これは小さな不幸かもしれません。しかし人によっては、体調が悪いので今日雨が降って運動会練習がないのは良かった、と思う人もいます。その人にとっては小さな幸運でしょうか。人それぞれに幸せや不幸せの受け留めは様々であり、それはその人がどのような気持ちで受け留めるかにかかっています。その気持ちを作っているのがこれまで生きてきた過去から現在までの軌跡に他なりません。
 人は、前に進むために、過去の扉を一つ一つ閉めながら、未来の扉に手をかけます。そしてとかく人は、一度に二つのことが出来にくいので、過去に目が行くとき、未来には背中を向けていることが多いのです。過去の扉が開いていると、つい懐かしくてそちらを見てしまいます。でもしっかり過去の扉を閉めて前を向き未来の扉に向かわなくては前進しません。前向きに生きるとは、どんな過去であっても、過去の扉に背を向けることではないでしょうか。
 今言ったように、人は、過去によって創られてきたわけです。閉じようにも閉じられない過去もあるでしょう。だからどうしても閉じられない過去があるなら、それを正面に据えてみてはどうでしょう。未来の扉が開かなくなったとき、過去の扉を後ろに据えるのではなく、前の方に、未来の方に置いてみれば、そこから未来が見えてくることもあるのではないでしょうか。


                      学校長  川合 一紀

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本当の読書好きに

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 このほど、国立青少年教育振興機構の調査結果から、小学生から高校生までの間に読書量が多かった人は、大人になった時に、「物事に進んで取り組む意欲」(主体的行動力)や「一時的な記憶力」(認知機能)などが高い傾向にあると報告されました。この読書による効果については、これまでも幾度かお話してきましたが、今回興味深いのは、この読書量の多い人は普段からどんな生活をしている人が多かったのかについても調査しているのです。
 それによると、「普段から本を持ち歩いていて暇があると本を開いていた」「積極的に地域の図書館に行き本を借りていた」「ジャンルを問わずなんでも読んでいた」「何度も同じ本を、思い立ったら繰り返し読んでいた」「本文だけでなく目次、前書き、解説など本文以外の部分も楽しみにしながら読んでいた」「小中高生の時に図書委員、子ども図書、読書コンシェルジュの活動を積極的にしていた」「併せて絵本もよく読んでいた」というわけなんです。
 一方で「1日に読むページを決めて読むこと」「著者がどのような人か理解してから読むこと」「学校や区の推薦図書を選ぶこと」を多く経験した人は、実は本の内容や興味とは多少離れてしまい、いわゆる「やらされ感」から読んでいたので、結果的に読書量を少なくしてしまう傾向にあったというのです。う〜ん、学校では推薦図書を薦めたり、1日何ページか読んで読書記録をつけたりなんてしていますよね。本当に自分から興味をもって読書をすることが何よりなんですよねぇ。


                      学校長  川合 一紀

生徒会認証式が行われました

リモートで生徒会認証式を行いました。
生徒会役員のみなさん、委員会のみなさん、よりよい池袋中学校になるよう後期の活動よろしくお願いします。
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何となく知らずにやっていること・・・

 結婚したばかりのある若い女性が、ハムを料理する際、鍋に入れる前に必ず両端を切り落とすのでした。それを見て興味をそそられた夫が、「どうしてそうするの?」と訪ねると、妻はこう答えました。「どうしてだか分からないわ。でも、ママがいつもそうしていたの。だから私もそうするのよ」ますます興味をそそられた夫は、ある日、義理の母親に、どうしてハムの両端を切り落としてから料理するのか、と聞いてみました。答えはこうでした。「理由は分からないわ。でも、母がいつもそうしていたのよ」この若い夫は、どうしてもその理由が知りたくて、ある時、親戚が集まった際に、妻のおばあさんにそのことを訪ねてみました。おばあさんはこう答えました。「それはね、私が小さかった頃、家はとても貧しかったの。それでね、小さな鍋しかなかったので、料理する時は、ハムの両端を切らないと鍋に入らなかったというわけなの」

 このお話を聞いて皆さんはどう思われますか。私たちは時として、理由も分からず、今までそうしてきたからという理由だけで、考えもせず淡々と続けていることがいくつかあります。何かの迷信のように、あるいは儀式のようにしていることさえありますね。
 例えば、お葬式で「御焼香」というのがありますが、なぜ親指と人差し指・中指あたりで抹香をつまみ額に押し当てるのでしょうか。「なんとなく皆がやっているから」「あれって、何回やるの?」となってしまいますよね。物事には必ず理由があるものです。そしてその理由が、大して意味をなさないということも時にあります。ちなみに「御焼香」は宗派によってそれぞれちゃんとした意味合いがあるそうです。
 さてさて、我々は生活を見回して、果たして「それって必要なのか」と問うてみることも大事ではないでしょうか。理由が分かると何だかすっきりしますよね・・・。

                      学校長  川合 一紀

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9月25日(土) 3年:スピーキングテスト 1,2年:伝統文化芸能体験

9月25日は、としま土曜授業の一環として、3年生は「都学力調査スピーキングテスト」、1,2年生は伝統文化芸能体験として「雅楽」の鑑賞をオンラインで行いました。オンラインですので、雅楽では音が途切れるなどのアクシデントもありましたが、ほぼすべての生徒が興味関心を持って鑑賞できたようです。
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1年生歯みがき指導

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学校医の先生と歯科衛生士さんに来ていただき、1年生の各教室で歯みがき指導を行っていただきました。

避難訓練を行いました

近隣での火災発生を想定し、中学校のグラウンドへの避難訓練を行いました。

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生徒会選挙が行われました

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リモートによる演説会のあとで、各教室で投票を行いました。
新しい生徒会役員のみなさん、池袋中学校をよろしくお願いします。
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豊島区立池袋中学校
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