最新更新日:2024/12/25 | |
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みるく世「みるく世」という言葉は、聞き馴染みのない方も多いと思いますが、沖縄の方言で「神様が納める平和で豊かな世界」という意味だそうです。「みるく世」はもともと「みろく世」であって、つまり「弥勒(みろく)の世」が転じて出来たようです。弥勒とは弥勒菩薩のことで、沖縄では弥勒神として親しまれています。 この詩の最後には、「みるく世を創るのはここにいる私たちだ」という言葉で締めくくられています。この前段には戦争を振り返り、過ちを繰り返さないという決意が述べられていますが、今の世の中を見渡しても、「過ちを繰り返さない」という意図は、政治社会全般の様々な事柄に当てはまると思いますねえ。 まさに、平和な世の中を創るのは、地に足をつけて、真剣に未来を考えられる、私たちなのだと若者は叫んでいるのです。大人も真剣に受け止める必要がありますね。 学校長 川合 一紀 避難訓練を行いました夏至
今日6月21日は夏至(げし)です。一般的には、昼間の時間が最も長くなる日と理解されています。これは、地球の軸(地軸)が少し傾いているために、1年間を見ると、太陽の昇る位置が少しずつずれていくためで、この夏至の日は、太陽が最も北寄りの東から昇り、最も北寄りの西に沈みます。概ね太陽の出ている時間は14時間34分(東京)です。1日24時間ですから夜より2時間34分も長いことになりますね。
この夏至は、地球規模の現象ですから日本だけのものではありません。日本では三重県の伊勢神宮参拝前に訪れると良いとされる二見輿玉(ふたみおきたま)神社の「夏至際」が有名です。世界を見渡すと、イングランドではストーンヘンジで行われる夏至際、ギリシャでは「聖ヨハネの日」と併せて行う夏至際、スゥエーデンではミッドサマーと呼んでやはりお祝いするとか。フィンランドの夏至際は、一日中太陽が沈まない(白夜)特別な日とも言われるようです。 夏至の日が過ぎると一気に夏へとまっしぐら。おっと!その前に期末考査がありましたか・・・。 川に落として引き上げる「えー!!なんで分かるんですか」 「最近、良くないことが続いてませんか。物をなくすとか、空き巣に入られたとか・・」 「そういえば、この間、お財布を落としたの・・・それに・・・」 「そうでしょう、でも安心してください。この壺を置いておくだけで運気が上がります」 こんな訪問販売や勧誘を聞いたことがありませんか。この例は古典的ですが、中には言葉巧みに誘ってくる例もあるようです。これは、人の心理を上手く利用したもので、最初に人を川に落として、それを引き上げて感謝させるといったやり方です。 近所の掲示板に貼ってある講演会のポスターを、ふと見ると「世の中はどんどん変わる!この変化の中で私たちはどう生きたら良いのか、これからの人生についてお話しします!!」など、これも相手を不安にさせておいて助けてあげるという同じ手法です。 でもよく考えてみてください。一度マイナスにされて、そこからプラスにされても差し引きゼロですね。そもそもそんな不安がなかったのに、無理矢理川に落とされたわけです。だからよくよく見極めないといけませんよね。 SNSをはじめとする昨今のニュースソースは、とりわけこの傾向にありがちです。人は、多かれ少なかれ不安をもっているものです。そこをほじくられて大きくならないためにも、自分の生き方に自信をもちたいものです。 学校長 川合 一紀 泣きたいときには泣いていい・・・
人前で泣くなんて・・・。大人になるとこういった感が強くなりますよね。子供の頃はワンワン泣いていたのに、成長とともに泣かなくなるのも自制心が育ってきたせいでしょう。しかし感情の昂ぶりということで言えば、経験豊富な大人のほうが「泣ける」要素はたくさん持っているといえますから、大人が泣いたっていいわけですよね。大人であっても純粋な心をもち、子供のように泣ける人は素敵です。私は人前では恥ずかしくて泣けません。でも一人で感動的な映画を見て泣くことはよくあります。(年のせいかな?)すると泣いた後は、本当に清々しい気分になるものです。
医学的に見ても、涙を流すことで緊張やストレスに関係する交感神経から、脳がリラックスした副交感神経に切り替わるというわけですね。お子さんはどうでしょうか。中学生が人前で声を出して泣くことはあまりないかもしれませんが、涙を流していたら「泣いたっていいんだよ」と優しく声をかけてあげてほしいです。人前で泣くということは、その人に心を許しているという証拠。信頼関係を深める絶好のチャンスです。 学校長 川合 一紀 |
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