最新更新日:2024/12/25 | |
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見る目(眼力)を養う
成功した人は、例外なく「見る、会う、やってみる」ことをしっかりとやっています。こう豪語するのは商品開発の第1人者である伊吹卓さんです。眼力というものを、見る目を育てる視点から多くの著書を書いていらっしゃいます。たくさん見ると「物を見る目」が育つ、たくさんの人に出会うと「人を見る目」が育つ、いろいろやってみると「仕事を見る目」が育ってくると言うのです。「見る」と一言でいっても、目に映っている映像を漠然と見ていても何も分からない。物事の本質を見極める、そういった眼力が必要なのだと伊吹さんは言います。「見る」ということを「見方」という点で整理してみると次のようになります。
見る → 観察 → 採集 → 分類 → 比較 → 意味づけ → 試行(実験) この見方をもっと具体的にいうと次のようになります。 1.観察・・じっくり見て、察してみる。 2.採集・・集めようと考え、見て分ける。 3.分類・・分けようと考え、見て分ける。 4.比較・・分けたものを見比べ違いを考える。 5.意味づけ・・違いの意味をじっくり考え、言葉に表してみる。 6.試行・・考えたことを実行してみて、成果を観察し、考えてみる。 この一連の行動をからも分かるように「見る」とは「考える」と切っても切り離せない関係ですね。よく「見方・考え方」という表現がありますが、つまりは見方が考え方をつくるのです。私たちも、物事をしっかり見て、判断したいものです。そのためには知識だけでなく、現場や現物を見て学ぶことの大切さを心に留めておくことですね。 学校長 川合 一紀 組織の論理部屋に4匹のチンパンジーを入れ、中にバナナの実った木を入れます。チンパンジーはもちろん競ってバナナを食べに行きます。しかし、バナナに手をかけた瞬間に熱湯のシャワーがかかるという仕掛けになっているのです。可哀相ですね。するとチンパンジーは慌てて木の下に降り、こりごりするわけです。別のチンパンジーたちも全て熱湯シャワーの洗礼を受け、誰もバナナを取ろうとしなくなります。これは学習効果ですね。次に、その中の1匹を部屋の外に出し、新しいチンパンジーを入れます。新入チンパンジーは早速バナナを取りに木に登ろうとします。するとそれを見ていた他のチンパンジーたちは一斉に止めにかかるのです。新入チンパンジーは訳が分かりませんが、何度取ろうとしても止められてしまうので終いには諦めます。今度は別のチンパンジーを外に出し、第2の新入チンパンジーを部屋に入れます。当然バナナを食べようと木に登ろうとします。すると熱湯シャワーを知っているベテランチンパンジーは止めにかかります。さらになんと先に入った先輩の新入チンパンジーも同じく止めにかかるのです。ついには他のベテランチンパンジーを1匹ずつ出し、第3の新入チンパンジー、最後に第4の新入チンパンジーを入れます。今や部屋にはベテランはおらず、全て新入だけ4匹いることになります。誰も熱湯シャワーの存在を知りません。しかし誰一人としてバナナを取りには行かないのです。「あれをしてはいけない」「あれはできないことになっている」そのように個々のチンパンジーは思っているのです。もうシャワーは出ないかもしれないのに・・・。 人の組織も同様だといいます。 怖い話ですね。日常の仕事を行う視点は固定化されて近視眼的になりがちだと言うことですね。時には遠くを見つめ目の疲れを取るように、日々の視点から離れて、客観的に仕事や組織を眺めてみようとしたいものです。 学校長 川合 一紀 1人1台タブレット その2先日納品を3年生の皆さんが手伝ってくれました。 納品は番号がバラバラでしたので、またも3年生の皆さんに手伝ってもらい、ようやく番号順に並べることができました。手間のかかる作業でしたが、さすが3年生!テキパキと作業してくれて、大助かりでした。 配布リスト(何番を誰に配るか)も完成。 配布を急がず、使用上の注意やルールなどをしっかり確認した後、活用開始の予定です。 倍返しだ!2013年に流行語大賞を取りましたが、そもそも「倍返し」とは復讐の意味ではなく、贈り物などをいただいた際に、その相当額の2倍程度のものを贈り返すという善意の意味で使われていたものです。ですからこの類似の言葉としては「半返し」という言葉もあります。冠婚葬祭などでお越しいただいた方々が、お金や物を包んでいらっしゃいますね。その後には、お越しいただいた感謝を込めて、その相当額の1/3から半分程度の金額の物をお返しするという習慣です。ところで、「倍返し」の倍は2倍の意味です。なぜ「2倍返しだ!」と言わないのでしょうか。実は、日本は昔、一倍、二倍・・・というように、今で言うところの2倍を「一倍」と表現していました。これを「和算」と言います。ですから「人一倍努力する」というような言葉も残っていますよね。しかしその後、西洋の算数が入ってきて海外と対等に渡り合う上で、倍はすなわち2倍のことと修正意識が働きました。これが定着したものと考えられます。今では当たり前の感覚ですよね。言葉というものは、その本来の意味を知って使うと面白いものです。 学校長 川合 一紀 台風10号(ハイシェン)今回の台風10号は、近づいてくるときから「特別警報」が出されるのでは無いかと心配されていました。これは中心気圧が930hp(ヘクトパスカル)以下か中心付近の最大瞬間風速が50m以上の場合に発令されるそうです。実は土曜日には920hpまで発達したので、このまま上陸すれば発令の可能性があったわけですが、若干勢力が衰えたので発令は見送られました。過去の記録を調べると、中心気圧が910hp以下で上陸した台風はありません。1961年の第2室戸台風(925hp)1959年の伊勢湾台風(929hp)1993年の台風13号(930hp)が、勢力上位の三大台風と言われています。とは言え、テレビの映像を見る限りでは、数値の問題ではなく、大きな災害であることに違いはありません。とにかく早く過ぎ去ってほしいというのが本音でしょう。ちなみに台風は、年間で平均して約26個ほど発生します。これからもっと大きな台風が関東地方にやってくるかもしれません。対岸の火事では無く、今後の教訓にしたいものです。 学校長 川合 一紀 オンライン生徒総会実施!感染拡大防止の観点から、Meetを使用しオンラインで行いました。 生徒は各教室で議事進行を確認しています。 ICT化、進んでいます! 一人一台タブレットこの後ナンバリング付けや活用ルールの確定、周知を経て、配布することになります。配布までしばらくお待ちください。 |
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