最新更新日:2024/12/25 | |
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Stand by me
スタンド・バイ・ミーといえば、1986年のアメリカ映画ですね。ティーンエイジャー手前の少年たちの友情物語を描いた作品です。スティーヴン・キングの小説が原作です。「Stand by me」を和訳すれば「私のそばにいてくれ」とか「私を支えて」という意味のようです。
主人公のゴーディが「仲間との友情を感じた12歳の頃のような友達は、2度とできないだろう」と映画の最後に懐古するのですが、大人になっても自分を支えてくれるような友情や、そばにいてほしいと素直に言える関係はなかなか築くことが難しいのでしょうね。だからこそ「Stand by me」と叫びたくなるのではないでしょうか。 ところでこのタイトル、最近の皆さんは「STAND BY ME ドラえもん2」でご存じの方も多いでしょう。1作目は2014年に公開され、のび太君としずかちゃんの結婚前夜までを描く作品。この続編がそれですね。やはりここでも「私を支えて」「私のそばにいてくれ」はドラえもんに向けて、しずかちゃんやのび太君に向けて、様々な相手に向けて素直にそう言えることに感動を呼ぶのでしょうか。皆さんは誰に「Stand by me」ですか? 学校長 川合 一紀 時流把握力と実行力面白いデータがあります。ある優良企業のトップ(社長さん)に「上に立つ者として一番大事なことは何ですか」と質問しました。するとどうでしょう、約70%以上の社長さんが言ったのは「それは現実を上手に処理することですよ」というものでした。その時その時を上手に処理できない人は、いかに将来の素晴らしい夢を語っても、またどんなに天才的な才能を持ってしても、上には立てない人だというのです。時間は連続しているし、現実は厳しい。そんな中でも私たちは生きていかねばなりません。だからこそ、現在が最も重要であり、今の課題を迅速に適切に処理できる能力、それがトップには必用だと言っているようです。これを一言でいうならば表題の「時流把握力と実行力」です。簡単に言えば、今自分が立たされている状況を瞬時に把握し、一番いい方法を実行に移すと言うことですね。これも本校で言ってきている「自己指導能力」に近いものがあります。過去を変えることはできませんからいつまでもクヨクヨしていてはもったいないですね。そして何が起こるか分からない未来を思い悩んでいても楽しくありません。さあ、素晴らし未来を切り拓くためにも、生徒の皆さん!今を大切にし現在を適切に処理していきましょう。期待しています。 学校長 川合 一紀 防災マップ作成認証式・生徒朝礼本末転倒
アメリカ大統領選挙では、ジョー・バイデン氏が当選確実となり勝利宣言をしましたね。その中では「分断では無く、一つのアメリカ合衆国として建て直す」と発言しています。それまでの選挙戦では、ドナルド・トランプ氏を相手に互いを批判し合う場面が多く見られたようで、本来注目すべき政策はどうであったか、ここが重要だったのですね。改めて大事なことは何だったかを思い出すわけです。
ところで表題は、本末転倒(ほんまつてんとう)と読みますね。これは、物事の本質ではないことにこだわり、大事な部分をおろそかにしてしまうことを言います。 哲学の用語に「人間学」というものがあります。人を愛する、尊敬する、我慢する、正直である、勤勉である、誠実であるなどの人として備えている徳性を養っていく学問のことをいうようです。一方で知識や技能を養う学問のことを「時務学」といいます。学校で習う数学や国語といった知識は時務学ということになりますね。もちろんこの時務学は生きていくためのスキルとしてとても大切なものですが、しっかりとした基礎があってこそ、知識や技能も活きてくるわけです。中国の古典には、人間学を「本学」そして時務学を「末学」と呼んでいて、まずは本学をしっかり身につけてこそ末学が枝葉を作っていくと言っています。 我々は時として、実用的、実務的なちょっとした知識を身につけるとか、仕事に役立ちそうな学問をかじっただけで、一人前の仕事ができるような気分になります。しかし末学をもって本学とすることは、まさに本末転倒なのです。人間学を大切にしたいものです。 学校長 川合 一紀 11月避難訓練人材育成とは
会社にお勤めの方々には、少々頭の痛い課題ですね。ましてや監督職や管理職的なお仕事に就かれていれば、会社の将来を左右しかねない大きな問題です。でもそれは人の持てる力を最大限に発揮させたいという「タテマエ」の裏に、会社の命令を高度にこなす社員、すなわち会社に財をもたらす「人財育成」と考えると、ちょっと首をかしげてしまいますね。財を生む材料というわけです。
しかし、会社や学校という組織においては、人が財産という考え方は必要ではないでしょうか。その社員(先生)たちが生き生きと仕事をして、仕事をすることの喜びを感じて、はじめて会社や学校は発展するのです。けれども例えば、夜遅くまで将来を語り合ったり、共に涙や汗を流したりした部下(後輩)が退職や異動をしたとき、今まで通り親交を続けたり、その消息を気にかけたりする上司はどれほどいるのでしょうか。在職中は「財」への可能性を大いに期待しても、会社や学校をやめたら「材」にすらならないのが現実ですか・・・。悲しい限りです。 人は存在そのものが「財」であり、どんな会社や学校も、その財の集まりで構成されているのです。物としての財を得るために「人材育成」をしていては組織の発展はないのですね。 学校長 川合 一紀 運動会ができました!!
先日24日(土)に本校の第73回運動会を実施いたしました。今年度は、新型コロナウイルス感染予防対策の観点から、運動会そのものを実施しない学校も多くある中で、規模縮小の中でも本校が実施できたことは、地域の皆様や保護者の方々のご理解とご協力があってこそと心より感謝申し上げます。そして、ご覧いただく方々に密を避けるためご不便をおかけしたにもかかわらず、多くの皆様にお越しいただきましたことにも深く感謝申し上げます。
生徒たちには「一生懸命やる姿がかっこいい、本気でやるから素晴らしい」を合い言葉に取り組もうと話していた通り、ご覧いただいた方々からは口々に「一生懸命な姿に感動した」「本気で頑張っている姿に元気をもらった」などの言葉をたくさんいただきました。練習の時点から「自分に嘘をつかず、本気の心をもって、何事にも真剣に取り組めば、自ずと一生懸命な姿になる」と言ってきたわけです。 一方で、生徒たちは今年こそ優勝だ!と一致団結してクラスのために、あるいは赤組、白組、青組のために協力する姿も見られました。閉会式では、この団結することや協力することの大事なポイントは、「自らが自らの役割をきちんと果たすことなんだ」と伝えました。生徒の中には、走ることが苦手な子もいれば、踊ることが苦手な子もいます。しかし自分の出せる力を最大限発揮したり、今の自分には何ができるかを真剣に考えて取り組んだりすること、すなわち自分の役割をしっかり果たすことが団結や協力につながるということを彼らは掴んだに違いありません。このことは運動会に限らず、これからの人生においても通用することではないでしょうか。ぜひ心に刻んでいってほしいと願っています。 学校長 川合 一紀 運動会4
学年種目の様子です。
例年とは違う形になりましたが、各学年みんながんばっていました。 多くの方のご協力で運動会を実施できました。 ありがとうございました。 運動会3運動会2「同心協力 コロナに負けない我らの絆」のスローガンのように みんなで協力してつくりあげた運動会になりました。 運動会運動会予行練習全学年そろっての練習は初めてで、開会式から閉会式までの競技の流れ、係の仕事の確認を行いました。 あなたは今、ここにいますかしかしよく考えるともったいないことです。来た以上は自分の貴重な時間をそこに使うわけです。どんなにつまらない講師の話でも何か得るものはあるのではないでしょうか。そのような「今、ここにいない」という時間の使い方は、自分の成長の機会を自らドブに捨てているようなものなのです。それだけならまだしも「今、ここにいない」態度は、時に人を不快にさせることもあります。お祝いの席や接待の席で、そんな態度が伝わってしまったら、人は離れていくことでしょうね。でも嫌な気持ちをじっと耐えると言っているわけではありません。 自分の貴重な時間ですから、それを楽しんだり活かしたりするポジティブシンキングが良い人生を歩むコツだと感じるのです。 学校長 川合 一紀 避難訓練小学校校庭に一次避難後、校庭に二次避難を行いました。 一人も話をすることなく、落ち着いて避難できていました。 10月14日 5校時 立会演説会・生徒会役員選挙
本日5校時には立会演説会、その後生徒会役員選挙が行われました。
生徒総会に続き、感染拡大防止のため、オンラインでの実施です。 リアルタイム発信される演説と所信表明を、各教室で聞き入っています。 次の1年間、全校生徒一丸となって、しっかりリーダーシップとフォロワーシップを発揮していってほしいと思います。 因果律さて話を戻して、この感染については興味深いデータがあります。つい先日、WHO(世界保健機関)が「すでに世界人口の10%が感染している可能性がある」と発表しました。この内訳を見たとき、子どもの感染者が極めて少ないという結果データが出てきています。日本だけを見ても、家庭内感染が感染全体の半数を超える中にありながら、学校内感染は2%程度、重症者はいないのだというのです。中国、米国、イタリアの調査でも感染が確認された人のうち18歳未満は2%以下、しかも感染しても9割以上が無症状か軽症だったといいます。これはどうしてなのでしょうか。 ここが問題なのです。子どもの感染者が少ないという結果は分かってきていても、なぜ少ないのかという原因が分かっていないということです。この原因を追及しないと、予防には無意味な対策を講じていたり、場合によっては感染爆発が起こってしまったりする可能性もあるわけです。ノーベル賞学者の山中伸弥教授は「子どもにはファクターXが存在する」とも言っておられますが定かにはなっていません。早く日常を取り戻したい学校としては、早急にその原因究明に力を注いでいただきたいところです。 学校長 川合 一紀 運動会に向けて来週からは学年練習も始まります。 第2回進路説明会歯科検診15(木)に4クラスで実施します。 |
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