最新更新日:2024/12/25
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1人1台タブレット その2

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進捗状況です。
先日納品を3年生の皆さんが手伝ってくれました。
納品は番号がバラバラでしたので、またも3年生の皆さんに手伝ってもらい、ようやく番号順に並べることができました。手間のかかる作業でしたが、さすが3年生!テキパキと作業してくれて、大助かりでした。
配布リスト(何番を誰に配るか)も完成。
配布を急がず、使用上の注意やルールなどをしっかり確認した後、活用開始の予定です。

倍返しだ!

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 「やられたらやり返す!倍返しだ!!」とは、あるドラマの主人公が使う有名な「決めぜりふ」ですね。
2013年に流行語大賞を取りましたが、そもそも「倍返し」とは復讐の意味ではなく、贈り物などをいただいた際に、その相当額の2倍程度のものを贈り返すという善意の意味で使われていたものです。ですからこの類似の言葉としては「半返し」という言葉もあります。冠婚葬祭などでお越しいただいた方々が、お金や物を包んでいらっしゃいますね。その後には、お越しいただいた感謝を込めて、その相当額の1/3から半分程度の金額の物をお返しするという習慣です。ところで、「倍返し」の倍は2倍の意味です。なぜ「2倍返しだ!」と言わないのでしょうか。実は、日本は昔、一倍、二倍・・・というように、今で言うところの2倍を「一倍」と表現していました。これを「和算」と言います。ですから「人一倍努力する」というような言葉も残っていますよね。しかしその後、西洋の算数が入ってきて海外と対等に渡り合う上で、倍はすなわち2倍のことと修正意識が働きました。これが定着したものと考えられます。今では当たり前の感覚ですよね。言葉というものは、その本来の意味を知って使うと面白いものです。

                      学校長  川合 一紀

台風10号(ハイシェン)

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 台風10号は、現在、長崎の西の海上を35km/hの速さで北に進んでいます。一昨日辺りから、沖縄や九州地方では強い風や雨によって停電や浸水が続いています。避難所は満員状態であるとも聞いています。ご親戚がいらっしゃる方々からすれば、気が気ではないでしょう。被害に遭われた方々にはお悔やみ申し上げます。
 今回の台風10号は、近づいてくるときから「特別警報」が出されるのでは無いかと心配されていました。これは中心気圧が930hp(ヘクトパスカル)以下か中心付近の最大瞬間風速が50m以上の場合に発令されるそうです。実は土曜日には920hpまで発達したので、このまま上陸すれば発令の可能性があったわけですが、若干勢力が衰えたので発令は見送られました。過去の記録を調べると、中心気圧が910hp以下で上陸した台風はありません。1961年の第2室戸台風(925hp)1959年の伊勢湾台風(929hp)1993年の台風13号(930hp)が、勢力上位の三大台風と言われています。とは言え、テレビの映像を見る限りでは、数値の問題ではなく、大きな災害であることに違いはありません。とにかく早く過ぎ去ってほしいというのが本音でしょう。ちなみに台風は、年間で平均して約26個ほど発生します。これからもっと大きな台風が関東地方にやってくるかもしれません。対岸の火事では無く、今後の教訓にしたいものです。

                     学校長  川合 一紀

オンライン生徒総会実施!

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9月7日の1校時は、生徒総会が実施。
感染拡大防止の観点から、Meetを使用しオンラインで行いました。
生徒は各教室で議事進行を確認しています。
ICT化、進んでいます!

一人一台タブレット

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9月4日、Gigaスクール構想に基づき、タブレットが納品されました。(全校生徒分!)3年生の皆さんの協力で、納品運搬がスムーズに終わりました。
 この後ナンバリング付けや活用ルールの確定、周知を経て、配布することになります。配布までしばらくお待ちください。

避難訓練

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火事の想定で避難訓練を行いました。

健康の定義

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 世間で新型コロナウイルス感染症が取り沙汰されてから、とかく注目を浴びているのがWHO(世界保健機関)ですね。事務局長のテドロス氏は今回の対応で中国寄りの擁護をしていると批判されたり、アメリカがWHOへの資金拠出を停止すると言ったりするなど、ちょっと雲行きが怪しい状況です。
 しかし、そもそもこのWHOは1948年4月7日に、すべての人々の健康を増進し保護するため互いに他の国々と協力する目的で設立されました。大事な考え方ですよね。この中に「健康の定義」というものがあります。「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」といっているのです。具体的には、
1 病気がないこと
2 おいしく飲食ができること
3 身体が丈夫なこと
4 ぐっすりと眠れること
5 不安や悩みがないこと
6 家庭円満であること
7 幸せを感じること
8 前向きに生きられること
9 生きがいを感じること
10 人間関係がうまくいくこと
11 仕事がうまくいくこと
12 他人を愛することができること
13 他人から認められること
などです。これは、肉体的、精神的、社会的の3つの点で、十分調和がとれているという意味でしょう。皆さんは一つ一つの項目をご覧になって、健康だといえますか?
 安倍首相も自身の健康問題で総理の座を辞任されました。お体を大切にしていただきたいと思います。う〜ん、健康って難しいんですねえ。

                     学校長  川合 一紀

2学期が始まりました

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8月24日(月)2学期が始まりました。
写真は2年生始業式、昼休み校庭開放の様子です。

世の中には不思議なことがあるものです

ある登山家の話です。
 山岳部の5人のパーティーが冬山を登山中に遭難し、一人が雪崩の下敷きになり命を落としました。やがて近くに山小屋があることを発見し、深夜、月明かりだけを頼りにとりあえず遺体を運び込み救助を待ちました。遺体を真ん中に寝かせ、他の4人は部屋の四隅に座ったのです。しかしこのままではみんな眠ってしまいます。火の気のない真っ暗な山小屋で眠れば凍死してしまうかもしれません。そこで、リーダーは一晩中皆が起きているゲームを考えました。
 それは、4人が四隅に座っていることを利用し、まず一人が壁伝いに歩いて行き、そこに座っている次の人を手探りで探し、肩をたたき、席を交代するというもの。すると肩をたたかれた人がまた壁伝いに歩いて次の角まで行き、そこの人の肩をたたき、そこに座る・・・。
こうやって一晩中、四人は席を入れ替えながら歩いたため、寝込んでしまうことも無く翌日無事救助隊に発見され、遺体は収容され、四人も無事でした。しかしリーダーは大変なことに気づいて愕然となりました。なぜなら自分の考えたゲームは4人では絶対に成立しないからです。
 皆さんもよく考えてみてください。図を書くとわかりやすいですが、  A,B,C,Dの4人が四隅に座ります。AがBへ、BはCへ、CはD、そしてDはAの場所まで行ったとき、いったい誰の肩をたたけるのか。AはすでにBの席に移動しているので、そこは空席のはずなのです。Dは言います。真っ暗な中で確かに誰かの方をたたいたと、そして、すでにBの席に移動していたAも間違いなく誰かに肩をたたかれたと。これは実話だそうですが、「夏の終わりに怖いお話を」というつもりで書いたわけではありません。信念をもって取り組んでいれば成就するということをお伝えしたかったのです。世の中には科学では証明のできない不思議なことがたくさんあります。しかし信じて突き進むから道が拓けるということもあるわけです。可能性が限りなくゼロに近くとも、やる価値はあるのですね。
まぁ、もしかしたら遺体となった友が、皆を助けるために参加したのかもしれませんが・・・。


                        学校長  川合 一紀

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日本語って難しい

 さて、今年の夏休みもあと1週間です。埼玉県のいくつかの学校では、今日(17日)が2学期の始業式というところも多いようです。連日、体温を超えるような気温に「熱中症警戒アラート」なるものが発令され、コロナウイルス感染症とのダブル対策で疲れも倍増といったところでしょうか。帰省もままならない中で、残暑見舞いを送った方々も多いことでしょう。ところで、この残暑見舞いの文末によく使われる「ご自愛ください」という言葉。お使いになられている方も多いと思いますが、「あなた自身の体を大切にしてくださいね」という意味が含まれています。だから「お体をご自愛ください」と書くと意味が重複してしまうので間違えとなりますのでご注意を。
 また、よくニュースや新聞で耳にしたり目にしたりする「お詫びして訂正いたします」という言葉。これも「訂正してお詫びいたします」という方もいて、どっちが正しいのかなあと思ってしまいますよね。
 そもそも「〜て、」の国語的な使い方としては、動作を順番に言うというのが一般的なので「眼鏡をかけて、本を読みます」などの使い方をします。そう考えると、まずは訂正して、それからお詫びするのがいいようにも思いますが、謝罪の場合は文章の前後の関係から文後に重きを置くこと多いようですので、お詫びが主なら「訂正してお詫びいたします」、訂正が主なら「お詫びして訂正いたします」となるようです。
日本語って難しいですねぇ。

                       学校長  川合 一紀
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ご協力ありがとうございました。

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 「何をやるかを決めるのは簡単です。何をやらないのかを決めることが大事なのです」とはDELLコンピュータ創業者のマイケル・デル氏の言葉です。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により4月から臨時休業となり、1学期はわずか49日間の登校でした。加えて夏休みは16日間という短さで、生徒たちには厳しい夏となります。まさに世界の大きな歴史の1ページの真っ只中に生きているのです。
 振り返れば、昨日6日は広島原爆の日であり、9日は長崎、そして15日には終戦を迎えたのが75年前という節目でした。様々な歴史の潮流は偶然のようにも必然のようにも見えます。スケールは小さいものの、人ひとりの歴史も毎日刻まれているのですね。
 生徒にとっての自分史は、この新型コロナウイルス感染症の最中で、どのように過ごしていくかも問われています。だからこそ、今、自分にできることを着実に行えるようにしたいのです。そのために、やらないで済むこと、やるべきではないこと、やってはいけないことをしっかりと見極めれば、自ずとやるべきことが見えてくると言うわけです。マイケル・デル氏の言葉の意味を深く考えたいところです。
こんな話を終業式にいたしました。
 保護者の皆様におかれましても、この1学期間様々な対応にご協力をいただき誠にありがとうございました。
 2学期もどうぞよろしくお願いいたします。


                        学校長  川合 一紀

1学期が終わりました

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学年別に終業式を行いました。

頭がいい人と賢い人の違い

 頭が良いというとどんな人を思い浮かべますか。例えば計算が早いとか漢字をたくさん知っているなど、知識が豊富だと言う人をイメージしますね。一方で賢いというとどんな人を思い浮かべるでしょうか。みんなが思いつかないようなアイディアを出したり、たくさんの人を前にしても物怖じせずテキパキと采配したりするような人でしょうか。
 分かりやすく表現すれば、知識があるのか知恵があるのかの違いでしょう。いくら知識をたくさんもっていても使い道を間違ってしまっては意味がありません。有名な大学を出た人が、反社会的な行為によって犯罪者となっている例はいくつも見受けます。たとえ知識がそれほど多くなくとも、先を見越して考えたり、人とのコミュニケーションが長けていたりすると、それに関わる知識は自ずと入ってくるものです。人間は長い人生を生きていればそれ相応の知識は身につくものです。しかし知恵はそうはいきません。知恵は自分のことだけを考えていても増えないわけです。他者との関係の中から身についていくと考えられます。
 頭が良いという人はIQ(知能指数)が高い人とも言えます。賢いという人は、同じような用語を使うとEQ(心の知能指数)が高いと言うそうです。このEQは、自分のことをどれだけ的確に捉えているかと、他者との関係をどれだけ良好に営めるかで判断するのだそうです。近年では多くの研究者がこの診断方法を提示しています。一度試してみてはいかがでしょうか。

                       学校長  川合 一紀
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8億年前に隕石の雨

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 7月22日(水)の新聞によると、大阪大・東京大の研究グループが、約8億年前に直径100km以上の小惑星が破砕して、その破片が大量に隕石となって地球や月に降ってきたという研究を発表しました。これはとても画期的な研究報告です。なぜなら約8億年前には海洋中のリン(P)濃度が4倍以上に急上昇し生命の多様性を促したという報告があり、この地球外から降ってきた隕石が、その成分によっては、地球生命環境に変化をもたらした重要なキッカケとなるからなのです。現在、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」の資料を採取し地球に持って帰る任務を負っています。そしてその後は、別の小惑星探査に向かうそうですよ。隕石とは、いろいろなパターンで地球にやってきますが、「はやぶさ」の調査によって、隕石の大半は火星と木星の間の地球近傍にある小惑星から降ってきたものであると証明されました。その代表小惑星が「イトカワ」です。
 難しい話になりますが、小惑星探査機「はやぶさ」が向かった「イトカワ」は、S型小惑星といってケイ酸鉄やケイ酸マグネシウムを主成分としている小惑星です。なぜ「はやぶさ」が「イトカワ」に行ったかというと、たまたま近かったからだそうです。そのイトカワがたまたまS型小惑星でした。地球近傍には他にC型小惑星とM型小惑星があります。今度はまだ探査し切れていないC型小惑星を調べようということで、「はやぶさ2」が一番行きやすかったC型小惑星とされる「リュウグウ」に向かったのです。
う〜ん、なんだかワクワクしますよねえ。
 めんどくさい話に付き合っていただきありがとうございました。

                     学校長  川合 一紀

虚仮の一念岩をも通す

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 虚仮は「こけ」と読みます。ネットで調べると「苔の一念岩をも通す」と変換され、これが誤用につながっていると思われます。つまり、苔むす岩には、長い年月かけて根がはえ、いずれ苔が岩を貫通することから、粘り強く取り組めば不可能なことも成就するととらえられてしまっているのです。虚仮(こけ)は仏教用語で、「人をコケにする」と使われるように、馬鹿にするなど愚か者を指すようです。このことわざの語源は、昔、李広という弓の名人がいて、あるとき草むらに虎が潜んでいるのを見つけ、必死に矢を射て、突き刺さったところを見に行くと、それは虎ではなく岩だったという話。そこから本来の意味は「何事も一点の曇りもなく信念をもって臨めば、願いは成就する」というものなのです。弓矢が岩に突き刺さるはずはないのに、虎と思い込んで一撃で仕留めなければやられると信じ込んでいたからこそ成せる業。
 ここで重要な言葉は「信念」です。念という漢字は、今の心と書きます。今心に思っていることを迷いなく信じて突き進むこと。それが信念です。
 勿論、信じるには自分なりの根拠が必要なのは言うまでもありませんよね。

                      学校長  川合 一紀

東京都ばかりが注目されるけど・・・

 連日、「東京都が確認した今日の感染者数は〇〇人!」というニュースが話題になりますが、皆さんも気にしてますよねぇ。しかしもう少し広くニュースに着目すると、全国では7月15日現在で1日の陽性者数が450人を超えているのです。これは4月中旬に感染拡大が騒がれたとき以来の数字です。報道にもあるように東京都だけの問題では無く、国民の皆さんが不要不急で無くとも全国へ移動されているわけですからウイルスがついて回るのは避けられないのでしょう。
 ここで問題になるのが以前にも話題にしましたが陽性率です。この算出の仕方は都道府県で違うので一概には言えませんが、ここ数日の東京都の陽性率は6%を超えました。単純計算すると3000人規模のPCR検査者に対して180人程度陽性者が出る計算です。まぁ、うなずける数値ですね。しかし東京都の説明では、接客を伴う飲食業関係者の方々が積極的に検査を受けているからこの数値なのだと見ると、全国はどうなのでしょうか。ここは推測でしかありませんが、きっと個人の判断で「体調が悪いなあ」と思われた方が自主的に病院に行って感染の判明した例が圧倒的に多いのだろうと思います。言い換えれば陽性率はもっと高いのです。
 東京都の6%を全国の数字に当てはめてみましょう。全国の検査数は概ね8000人程度です(日によっては1万件を超える)。そう考えると1日の陽性者数は全国で480人程度となります。つまりは、東京都の数字だけに一喜一憂するのでは無く、全国の感染拡大に着目することが、自分の身を守る一つの指針となるのですね。
観光支援事業の「GO TO トラベル」も進められていますしねえ・・・。
 心配の種は尽きません。

                       学校長  川合 一紀
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50年に一度の大雨って?

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 先週来、九州地方や四国地方、東海や甲信越地方に記録的な大雨が降り大きな被害をもたらしています。被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
 さて、この情報の中でも「観測史上初」とか「50年に一度の雨」というような表現をよく耳にしますね。しかしこの梅雨の時期や台風の時期には、ここのところ毎年のようにこの言葉を聞くような気がします。「昔はそんな言葉あまり聞かなかったのに・・・」と思われる方、それは正しいのです。実は気象庁では2013年に「特別警報」の運用が開始され、その発表基準として算出するようになったからなのだそうです。その一つに「確率降水量」というものがあって、確率降水量とは過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出したものなのです。ちょっと前のデータですが、気象庁HPを見ると、東京の場合、1日で260mm以上降るような大雨は、平均すると50年に一度の確率で起こりうるとされています。さらに、289mmだと100年に一度、318mmだと200年に一度となっています。また、「観測史上初」も東京であれば、24時間の降水量は約280mmが観測史上1位となっています(2017年現在データ)。つまりは、ここのところの異常気象と言われる現状から考えれば、毎年この統計学的平均数値を超える可能性もある訳なのですね。
もし、この観測史上1位を上回る雨量が予想された時、「命を守る行動をとってください」というニュースは決して侮れない言葉表現です。新型コロナウイルスだけが我々の命を脅かすものではないことを改めて考えてしまいます。

                     学校長  川合 一紀

進路説明会

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3年生対象と保護者を対象として進路説明会を行いました。

そうしたのには、訳がある

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みなさんは、“頭ごなしに怒られた”というような経験はありますか。失敗をしたとき、親や先輩、上司は訳も聞かずに叱責することがありますね。でも誰もが一度は「結局は失敗したが、あのときはああするしかなかった」と考えたことがあるでしょう。人は皆「私がそうしたのには、それなりの訳がある」と腹の底では思っているのです。ただそれを口にはしません。たいていは「ごめんなさい」と口では謝っても、心の中では必至でその理由を叫び続けていますよね。結果を攻めるのはたやすいことです。なぜなら結果は弁解しようがないからです。でも他人には「結果」しか見えないのです。ぜひ考えていただきたいことは、お子さんが失敗したとき、良くも悪くもその結果を生んだ本人の判断の正しさと、それを行動に移した勇気を認めていただきたいのです。まだ人生経験未熟な者からすれば、正しい判断と思ったことも実は正解ではないことなどたくさんあります。我々大人だってあるでしょう。この失敗だけを捉えて叱責すると、仮に相手が反省や謝罪に応じたとしても、それは「謝りさえすれば、とりあえずその場の非難からは逃れられる」と思っているにすぎないのです。
できることなら、理由をじっくり聞いて、全体を十分に理解してから、より良いアドバイスをしてあげたいものです。相手の力を伸ばすとは、そういうことではないでしょうか。

                      学校長  川合 一紀

通常登校

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7月1日から全員での登校が始まりました。感染防止に気をつけて生活しています。
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