最新更新日:2024/12/25
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人材育成とは

 会社にお勤めの方々には、少々頭の痛い課題ですね。ましてや監督職や管理職的なお仕事に就かれていれば、会社の将来を左右しかねない大きな問題です。でもそれは人の持てる力を最大限に発揮させたいという「タテマエ」の裏に、会社の命令を高度にこなす社員、すなわち会社に財をもたらす「人財育成」と考えると、ちょっと首をかしげてしまいますね。財を生む材料というわけです。
 しかし、会社や学校という組織においては、人が財産という考え方は必要ではないでしょうか。その社員(先生)たちが生き生きと仕事をして、仕事をすることの喜びを感じて、はじめて会社や学校は発展するのです。けれども例えば、夜遅くまで将来を語り合ったり、共に涙や汗を流したりした部下(後輩)が退職や異動をしたとき、今まで通り親交を続けたり、その消息を気にかけたりする上司はどれほどいるのでしょうか。在職中は「財」への可能性を大いに期待しても、会社や学校をやめたら「材」にすらならないのが現実ですか・・・。悲しい限りです。
 人は存在そのものが「財」であり、どんな会社や学校も、その財の集まりで構成されているのです。物としての財を得るために「人材育成」をしていては組織の発展はないのですね。

                      学校長  川合 一紀
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運動会ができました!!

 先日24日(土)に本校の第73回運動会を実施いたしました。今年度は、新型コロナウイルス感染予防対策の観点から、運動会そのものを実施しない学校も多くある中で、規模縮小の中でも本校が実施できたことは、地域の皆様や保護者の方々のご理解とご協力があってこそと心より感謝申し上げます。そして、ご覧いただく方々に密を避けるためご不便をおかけしたにもかかわらず、多くの皆様にお越しいただきましたことにも深く感謝申し上げます。
 生徒たちには「一生懸命やる姿がかっこいい、本気でやるから素晴らしい」を合い言葉に取り組もうと話していた通り、ご覧いただいた方々からは口々に「一生懸命な姿に感動した」「本気で頑張っている姿に元気をもらった」などの言葉をたくさんいただきました。練習の時点から「自分に嘘をつかず、本気の心をもって、何事にも真剣に取り組めば、自ずと一生懸命な姿になる」と言ってきたわけです。
 一方で、生徒たちは今年こそ優勝だ!と一致団結してクラスのために、あるいは赤組、白組、青組のために協力する姿も見られました。閉会式では、この団結することや協力することの大事なポイントは、「自らが自らの役割をきちんと果たすことなんだ」と伝えました。生徒の中には、走ることが苦手な子もいれば、踊ることが苦手な子もいます。しかし自分の出せる力を最大限発揮したり、今の自分には何ができるかを真剣に考えて取り組んだりすること、すなわち自分の役割をしっかり果たすことが団結や協力につながるということを彼らは掴んだに違いありません。このことは運動会に限らず、これからの人生においても通用することではないでしょうか。ぜひ心に刻んでいってほしいと願っています。

                       学校長  川合 一紀

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運動会4

学年種目の様子です。
例年とは違う形になりましたが、各学年みんながんばっていました。
多くの方のご協力で運動会を実施できました。
ありがとうございました。
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運動会3

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3年生表現(女子ソーラン節、男子組み立て体操)の様子です。

運動会2

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競技出場者も係もみんな一生懸命取り組み、
「同心協力 コロナに負けない我らの絆」のスローガンのように
みんなで協力してつくりあげた運動会になりました。

運動会

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本日午前中、運動会を実施しました。

運動会予行練習

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本日、24日の運動会に向けて予行練習を行いました。
全学年そろっての練習は初めてで、開会式から閉会式までの競技の流れ、係の仕事の確認を行いました。

あなたは今、ここにいますか

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 こんな風に聞かれても、何のことだか分からないですよね。これは、今自分がしていることに全身全霊を傾けていますかと問うたのです。例えば、会議に出ていても「つまらない会議だなあ」「早く終わらないかなあ」と心ここにあらずで積極的に参加しようとしないとき、皆さんの身体はそこにあっても皆さんの心はそこに無いのです。同様に、講演会や研修会でそこにいない人が必ずいます。会社から強制的に参加させられている人は「忙しいのに、なんで私が出なくちゃいけないんだ」などと顔に書いてあるのですね。講演をしている講師には結構伝わっています。教員の研修会でもそういう人を見かけます。きっと誰かの代理で出席していたり、順番で行く羽目になったりといったところでしょうか。

 しかしよく考えるともったいないことです。来た以上は自分の貴重な時間をそこに使うわけです。どんなにつまらない講師の話でも何か得るものはあるのではないでしょうか。そのような「今、ここにいない」という時間の使い方は、自分の成長の機会を自らドブに捨てているようなものなのです。それだけならまだしも「今、ここにいない」態度は、時に人を不快にさせることもあります。お祝いの席や接待の席で、そんな態度が伝わってしまったら、人は離れていくことでしょうね。でも嫌な気持ちをじっと耐えると言っているわけではありません。
 自分の貴重な時間ですから、それを楽しんだり活かしたりするポジティブシンキングが良い人生を歩むコツだと感じるのです。

                      学校長  川合 一紀

避難訓練

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本日2校時、近隣の火災を想定して避難訓練を行いました。
小学校校庭に一次避難後、校庭に二次避難を行いました。
一人も話をすることなく、落ち着いて避難できていました。

10月14日 5校時 立会演説会・生徒会役員選挙

本日5校時には立会演説会、その後生徒会役員選挙が行われました。
生徒総会に続き、感染拡大防止のため、オンラインでの実施です。
リアルタイム発信される演説と所信表明を、各教室で聞き入っています。
次の1年間、全校生徒一丸となって、しっかりリーダーシップとフォロワーシップを発揮していってほしいと思います。
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因果律

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 因果律とは、「世の中には、その結果が生じるためには必ず特定の原因がある」という原因と結果の関係をいいます。相変わらず終息の見えないコロナウイルス感染症についても、コロナウイルスというウイルスが繁殖するから感染者が現れるのですね。ちなみにウイルスというのは単体では生きられず、人や動物の細胞内に入って増殖するという特徴があります。
 さて話を戻して、この感染については興味深いデータがあります。つい先日、WHO(世界保健機関)が「すでに世界人口の10%が感染している可能性がある」と発表しました。この内訳を見たとき、子どもの感染者が極めて少ないという結果データが出てきています。日本だけを見ても、家庭内感染が感染全体の半数を超える中にありながら、学校内感染は2%程度、重症者はいないのだというのです。中国、米国、イタリアの調査でも感染が確認された人のうち18歳未満は2%以下、しかも感染しても9割以上が無症状か軽症だったといいます。これはどうしてなのでしょうか。
 ここが問題なのです。子どもの感染者が少ないという結果は分かってきていても、なぜ少ないのかという原因が分かっていないということです。この原因を追及しないと、予防には無意味な対策を講じていたり、場合によっては感染爆発が起こってしまったりする可能性もあるわけです。ノーベル賞学者の山中伸弥教授は「子どもにはファクターXが存在する」とも言っておられますが定かにはなっていません。早く日常を取り戻したい学校としては、早急にその原因究明に力を注いでいただきたいところです。

                      学校長  川合 一紀

運動会に向けて

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運動会に向けて練習をしています。
来週からは学年練習も始まります。

第2回進路説明会

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10/8(木)第2回進路説明会を行いました。

歯科検診

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10/8(木)感染対策をとって5クラス対象に歯科検診を行いました。
15(木)に4クラスで実施します。

生徒会役員選挙選挙運動

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10月6日から生徒会役員選挙の選挙運動を行っています。
登校時に玄関の中外であいさつ運動、給食時に放送演説を行いました。

タブレットを使っています

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区から配布されたタブレットを授業でも使用しています。
写真は2年生の社会科の授業です。

心が育つことを願う

 先日の新聞に、こんなコラム記事がありました。
「コロナ禍でテレワークが中心となり家にいることが多くなりました。子どもと毎日一緒にいて、子どもの心がどんどんと安定していくことが手に取るように分かりました。仕事に行かなくてはいけない生活だと分かっていても、子どもは私を求めているんだと実感しました。」
 生活のために働かなくてはならない現実がある一方で、子育てにおいては、心の安定は保護者の方の存在がとても大きいことは分かっているのです。つらい選択ですね。
            
批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします                    敵意に満ちた中で育った子はだれとでも戦います
ひやかしを受けて育った子ははにかみ屋になります                 妬みを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります
心が寛大な人の中で育った子はがまん強くなります
はげましを受けて育った子は自信をもちます
ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります              公明正大な中で育った子は正義心をもちます   
思いやりのある中で育った子は信頼する心をもちます
人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします  
仲間の愛の中で育った子は世界に愛を見つけます

 有名な「アメリカインディアンの教え」です。一つ一つの教えに改めて子育ての基本を見つけることができますねえ。学校でも心がけていきます。

                       学校長  川合 一紀

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10月3日 土曜授業 ISS防災体験

10月3日、土曜授業の一環として、「ISS防災体験」が実施されました。
自分自身の安全を確保することは当然として、いざというときは地域にも貢献する気概をもつ、そんな池中生の様子です。
 内容は、「仮設トイレ設営」「ブラインドウォーク・車いす操作実習」「避難所・かまどベンチ・テントなどの設営実習」です。

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見る目(眼力)を養う

 成功した人は、例外なく「見る、会う、やってみる」ことをしっかりとやっています。こう豪語するのは商品開発の第1人者である伊吹卓さんです。眼力というものを、見る目を育てる視点から多くの著書を書いていらっしゃいます。たくさん見ると「物を見る目」が育つ、たくさんの人に出会うと「人を見る目」が育つ、いろいろやってみると「仕事を見る目」が育ってくると言うのです。「見る」と一言でいっても、目に映っている映像を漠然と見ていても何も分からない。物事の本質を見極める、そういった眼力が必要なのだと伊吹さんは言います。「見る」ということを「見方」という点で整理してみると次のようになります。
見る → 観察 → 採集 → 分類 → 比較 → 意味づけ → 試行(実験)
この見方をもっと具体的にいうと次のようになります。
1.観察・・じっくり見て、察してみる。
2.採集・・集めようと考え、見て分ける。
3.分類・・分けようと考え、見て分ける。
4.比較・・分けたものを見比べ違いを考える。
5.意味づけ・・違いの意味をじっくり考え、言葉に表してみる。
6.試行・・考えたことを実行してみて、成果を観察し、考えてみる。
 この一連の行動をからも分かるように「見る」とは「考える」と切っても切り離せない関係ですね。よく「見方・考え方」という表現がありますが、つまりは見方が考え方をつくるのです。私たちも、物事をしっかり見て、判断したいものです。そのためには知識だけでなく、現場や現物を見て学ぶことの大切さを心に留めておくことですね。

                       学校長  川合 一紀

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組織の論理

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 ある著書に、「組織行動に関する有名な実験」というものが紹介されていました。それはこんなものです。
 部屋に4匹のチンパンジーを入れ、中にバナナの実った木を入れます。チンパンジーはもちろん競ってバナナを食べに行きます。しかし、バナナに手をかけた瞬間に熱湯のシャワーがかかるという仕掛けになっているのです。可哀相ですね。するとチンパンジーは慌てて木の下に降り、こりごりするわけです。別のチンパンジーたちも全て熱湯シャワーの洗礼を受け、誰もバナナを取ろうとしなくなります。これは学習効果ですね。次に、その中の1匹を部屋の外に出し、新しいチンパンジーを入れます。新入チンパンジーは早速バナナを取りに木に登ろうとします。するとそれを見ていた他のチンパンジーたちは一斉に止めにかかるのです。新入チンパンジーは訳が分かりませんが、何度取ろうとしても止められてしまうので終いには諦めます。今度は別のチンパンジーを外に出し、第2の新入チンパンジーを部屋に入れます。当然バナナを食べようと木に登ろうとします。すると熱湯シャワーを知っているベテランチンパンジーは止めにかかります。さらになんと先に入った先輩の新入チンパンジーも同じく止めにかかるのです。ついには他のベテランチンパンジーを1匹ずつ出し、第3の新入チンパンジー、最後に第4の新入チンパンジーを入れます。今や部屋にはベテランはおらず、全て新入だけ4匹いることになります。誰も熱湯シャワーの存在を知りません。しかし誰一人としてバナナを取りには行かないのです。「あれをしてはいけない」「あれはできないことになっている」そのように個々のチンパンジーは思っているのです。もうシャワーは出ないかもしれないのに・・・。
 人の組織も同様だといいます。
怖い話ですね。日常の仕事を行う視点は固定化されて近視眼的になりがちだと言うことですね。時には遠くを見つめ目の疲れを取るように、日々の視点から離れて、客観的に仕事や組織を眺めてみようとしたいものです。

                       学校長  川合 一紀

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