最新更新日:2025/01/14
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50年に一度の大雨って?

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 先週来、九州地方や四国地方、東海や甲信越地方に記録的な大雨が降り大きな被害をもたらしています。被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
 さて、この情報の中でも「観測史上初」とか「50年に一度の雨」というような表現をよく耳にしますね。しかしこの梅雨の時期や台風の時期には、ここのところ毎年のようにこの言葉を聞くような気がします。「昔はそんな言葉あまり聞かなかったのに・・・」と思われる方、それは正しいのです。実は気象庁では2013年に「特別警報」の運用が開始され、その発表基準として算出するようになったからなのだそうです。その一つに「確率降水量」というものがあって、確率降水量とは過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出したものなのです。ちょっと前のデータですが、気象庁HPを見ると、東京の場合、1日で260mm以上降るような大雨は、平均すると50年に一度の確率で起こりうるとされています。さらに、289mmだと100年に一度、318mmだと200年に一度となっています。また、「観測史上初」も東京であれば、24時間の降水量は約280mmが観測史上1位となっています(2017年現在データ)。つまりは、ここのところの異常気象と言われる現状から考えれば、毎年この統計学的平均数値を超える可能性もある訳なのですね。
もし、この観測史上1位を上回る雨量が予想された時、「命を守る行動をとってください」というニュースは決して侮れない言葉表現です。新型コロナウイルスだけが我々の命を脅かすものではないことを改めて考えてしまいます。

                     学校長  川合 一紀

進路説明会

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3年生対象と保護者を対象として進路説明会を行いました。

そうしたのには、訳がある

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みなさんは、“頭ごなしに怒られた”というような経験はありますか。失敗をしたとき、親や先輩、上司は訳も聞かずに叱責することがありますね。でも誰もが一度は「結局は失敗したが、あのときはああするしかなかった」と考えたことがあるでしょう。人は皆「私がそうしたのには、それなりの訳がある」と腹の底では思っているのです。ただそれを口にはしません。たいていは「ごめんなさい」と口では謝っても、心の中では必至でその理由を叫び続けていますよね。結果を攻めるのはたやすいことです。なぜなら結果は弁解しようがないからです。でも他人には「結果」しか見えないのです。ぜひ考えていただきたいことは、お子さんが失敗したとき、良くも悪くもその結果を生んだ本人の判断の正しさと、それを行動に移した勇気を認めていただきたいのです。まだ人生経験未熟な者からすれば、正しい判断と思ったことも実は正解ではないことなどたくさんあります。我々大人だってあるでしょう。この失敗だけを捉えて叱責すると、仮に相手が反省や謝罪に応じたとしても、それは「謝りさえすれば、とりあえずその場の非難からは逃れられる」と思っているにすぎないのです。
できることなら、理由をじっくり聞いて、全体を十分に理解してから、より良いアドバイスをしてあげたいものです。相手の力を伸ばすとは、そういうことではないでしょうか。

                      学校長  川合 一紀

通常登校

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7月1日から全員での登校が始まりました。感染防止に気をつけて生活しています。
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豊島区立池袋中学校
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