最新更新日:2025/01/10
本日:count up1
昨日:34
総数:410914

PCR検査、抗原検査、抗体検査ってどう違うの?

 昨日のニュースで、巨人と西武の練習試合が急遽中止とありましたね。巨人の坂本・大城両選手がPCR検査で陽性と判明したからだそうです。そもそもNPB(日本野球機構)は所属選手等218名に抗体検査を実施し、そのうち4名が陽性であったとしてその4名にPCR検査を実施したら、坂本選手ら2名がさらに陽性だったということなのですよ。この確率約1%です。ちなみに東京都が4月に献血にいらした方を無作為に抽出して抗体検査をしたところ陽性者は0.6%だったそうです。
 ところでこのPCR検査と抗体検査、はたまた抗原検査とは何がどう違うのでしょうか。
私も専門家ではありませんので受け売りで申すならば、抗体検査とは過去に新型コロナウイルスに感染したことがあるかどうかを知るもの。抗原検査とはPCR検査よりも精度は落ちるが短い時間で現在の感染状況が判明するものだそうです。つまり抗原検査をして陽性と出れば感染しているし、陰性と出てもPCR検査で補えばさらに正確に陽性者がわかるというものです。加えて抗体検査は、自分には覚えがないけど過去にかかっていたんだなあと判る「抗体」がすでにできている証拠だというわけです。上記のニュースで言えば、坂本選手ら2名は、すでに過去にかかっていて今一度PCR検査をしたら、まだウイルスが残っているよということなのだそうです。スウェーデンは、この抗体を国民皆が感染して「集団免疫」を作ろうと独自路線で取り組みましたが失敗しています。当初のもくろみでは60%程度感染者があれば、今後は感染は拡大しないとしていたところ、4月末までの抗体検査で陽性と判明したのはスウェーデン人口の4〜7%程度だそうです。この結果はロックダウンを強いている近隣諸国とさほど変わらない数値です。う〜ん、これをどう見たらいいのでしょうか。

                       学校長  川合 一紀

画像1 画像1

学校再開初日

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
学年集会や学活、2・3年生は授業、1年生は校舎巡りを行いました。

未来予想図

15年後・・・昔の池袋の街の写真を見ながら・・・

娘「ねぇ、お母さん。見て見て!この写真。みんなマスクしてない!」
母「お母さんの時代はね、それが普通だったんだよ」
娘「へぇ〜、信じられなぁ〜い。なんか変なの」

 こんな会話がなされるようになってしまうんでしょうか。今日から学校が再開され分散登校が始まりました。みんなマスクをして神妙な顔つきです。といってもマスクであまり表情は見えませんが・・・。これが新しい生活様式となるのですかねぇ。それにしてもこれから暑くなり、マスクも息苦しいと思います。巷では「通気性のよい薄いマスク」が発売されるようになりましたが、そもそも「通気性のよい」マスクに本来的用途の意味があるのでしょうか。想像ですが、家電メーカーあたりが「冷風の出る軽量マスク」なんていうのを安価で発売しそうですよね。まぁ、屁理屈をこねないで、学校では感染予防対策を最大限頑張ってまいります。手洗いうがいの徹底はもちろんのこと、午前午後で定期的に校内を消毒します。ご家庭でも健康管理にご留意ください。

                      学校長  川合 一紀

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
豊島区立池袋中学校
〒170-0011
東京都豊島区池袋本町1丁目43番1号
TEL:03-3986-5435
FAX:03-5951-3906