最新更新日:2025/01/10 | |
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令和元年度 卒業式池袋中学校卒業式が行われました。 初恋のきた道
先週19日に無事、卒業式を行うことができました。簡略化した式の中でも、心のこもった卒業式をと考えたことは、個々それぞれの思いとともに昇華されたと思います。ご理解とご協力をいただきました保護者並びに地域の方々には心より感謝申し上げます。
さて表題の「初恋がきた道」という映画をご覧になったことがあるでしょうか。1999年の中国映画です。小さな農村の小学校を40年以上支え続けたある教師が亡くなり、町で就職したその息子が、父の葬儀で村へ帰郷した際に回想する父と母の出会いから物語は始まります。その当時は自由恋愛が認められない中、町から赴任してきた若い教師(父)に恋心を抱き、けなげに追い続ける村娘(母)との恋愛物語なのですが、私が注目したのは、村人が学校という存在を大切にし、人々が集い、子どもたちの声が響き渡るという場面、そしてその父の葬儀に駆けつけたかつての教え子たちが、心意気だけで遺体を運び別れを悼むという場面です。教育の原点がここにはあると思うのです。当たり前が滞る今の世の中を見回して、改めて感じることは、学校の存在の大きさを痛感します。子どもたちは学校という集合体の有り難みを感じ、保護者・地域の方々は、学校が存在することそのものの意義を再確認し、教師は子どもがいて初めて教師なのだと開眼させられたのです。日常が戻っても、この気持ちは忘れないでおきたいものです。 学校長 川合 一紀 明日はなぜあるの?学校長 川合 一紀 「学びの支援サイト」の開設について
東京都教育委員会より、休業中学習の一助として、標記のサイト開設及びURLの提示がありましたので、以下に紹介します。
学びの支援サイトURL https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/con... どんな風に過ごしていますか学校長 川合 一紀 大人の真価が問われるとき本区では、3月5日(木)が学年別登校日となっており、健康観察や課題を含み今後の対応について生徒たちに話をする予定です。巷の噂や報道では、この決断が正しかったのか、一斉休校が必要だったのかと非難を受けていますが、結果はこのコロナウイルスによるパンデミックが収束してみないとわからないことです。発表の経緯や具体的な諸課題に対する対応策が不十分なのは否めないにしても、総理大臣というトップは、どこかで決断をしなくてはならないのだと思います。こういう事態になった以上、悲観的に物を捉えるのではなく、前向きにより建設的に考えていく必要がありますね。規模の縮小はありますが、できる範囲で式を行い卒業生を祝ってあげたいと思いますし、修了式をきちんとやって1,2年生の進級を祝ってあげたいと考えます。お仕事のことや生活のことで困りごとはたくさんあろうかと思いますが、ご家庭でも、お子様と話し合いをもったり、将来のことを考えたりする良い機会にしてほしいと思います。教師はもちろん、周りの大人が風評に流されず、適切な判断をして子どもを守り育てていかなくてはなりません。そして何よりもご家族の皆さんが心身ともに健康な毎日を送っていただけることを心から望んでいます。皆さんの知恵で、この状況を乗り切って参りましょう。 学校長 川合 一紀 |
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