最新更新日:2024/07/06
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熱心な教育の向かう先は・・・

私が毎日乗る朝の電車に、いつも決まって同乗する親子がいます。中学生になったばかりの息子さんが座席に着くなり、母親は息子の鞄から教科書を引っ張り出します。そして教科書に載っている英会話のやりとりをそこで実演し始めるのです。息子さんは嫌がりもせず大きな声で英語の会話文を読みます。母親はさらに登場人物になりきって会話を始めます。今日は英語のスピーチテストがあるようです。またある日には、国語の物語文を母親が朗々と読み始めます。そして逐一解釈を入れます。息子さんはノートに必死で書き留めます。そこで母親は仕事の都合で決まって途中下車をします。その直後、息子さんは大いびきをかいて眠りに着くのです。「中学校について行けるか」「勉強で遅れは取っていないか」教育熱心な母親の気持ちはよくわかります。しかし電車の中という公共の場をどのように捉えているでしょうか。また母親がいなくなったとたんに眠りにつく息子さんのことをどれほど知っているのでしょうか。子供の健全な成長に最も大切なこととは何でしょうか。自宅に帰ってもなお、夜遅くまで親子の学習は続くのでしょう。これから中学生上位学年へと成長していく息子さんを、私も見守っていきたいと思います。続報にご期待ください。

本校の校歌にはこんな秘話がありました

去る3月26日にダークダックスという男性4人のボーカルグループの
お一人喜早哲(きそうてつ)さんがお亡くなりになりました。実は本校
の校歌は、このダークダックスさんが作ってくださったのです。
平成11年度開校当時の池田類子校長先生とPTA会長の和田健男さん
が、地域にお住まいの喜早さんにご依頼申し上げたところ、快く引き受
けてくださったという経緯があります。
この校歌は、いつも子供たちの元気な歌声によって、ずっと歌い継がれ
てきました。
先日、喜早さんのお宅に伺い、御霊前にお花を手向けて参りました。
その際にご家族から「これからも校歌を大切に歌い継ぎ、またダーク
ダックスというグループがいたことを忘れずにいてくだされば幸いです」
とのお話がありました。
ダークダックスは1951年に、慶応大学男声合唱団のメンバーで結成
され、その後「ともしび」と言う曲で一躍スターダムになり、歌謡界に
コーラスブームを巻き起こしました。テレビに出ない日はないくらいの
有名人であり、NHK紅白歌合戦には合計15回も出場されている大ス
ターでした。しかし、そのことを知る人々は、年々減っている次第です。
これからも校歌を愛する上で、ダークダックスさんの他の曲も紹介して
行ければ良いなと感じています。
喜早哲さんのご冥福をお祈りいたします。

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