1月8日(金)
大掃除をして学校をきれいにした後、3学期の始業式が行われました。
新年の抱負・目標に向かって努力をしていきましょう。
式辞
明けましておめでとうございます。新しい年が明けました。平成22年、2010年の幕開けです。
今年は710年の平城京遷都から1300年目の年、最近では約6500名の死者、30万人以上の避難者を出した阪神・淡路大震災から15年目、コンピュータが誤作動を起こすとされた2000年問題で大騒ぎしてから10年が経ちました。中学生にとってみれば、10年前でもはるか昔の話である思いますが、今年を展望し将来の自分を想像する意味でも、過去の歴史を知ることは大切です。奈良時代に思いをはせてみるのもいいでしょう。
さて、この年末年始はご家族の方や親せきの方と多くの時間を過ごしたことでしょう。家族の中での自分の役割を意識したり、その場に応じた礼儀(あいさつなど)を意識する機会が多かったことと思います。また、除夜の鐘、年越しそば、初詣、門松、雑煮、おせち料理、お年玉、七草がゆ…と、日本の古くからの風習に触れる機会も多かったと思います。それらがいつ頃から始まり、どのような意味があるのかを調べるだけでも興味深いと思います。さらに自分たちの風習を外国の方に説明できるようになれれば立派ですね。
初日の出を拝みながら、また、書き初めをしながら、今年の決意をした生徒もいるでしょう。3学期は1年間のまとめの学期。3年生にとっては、中学校生活3年間、義務教育9年間をまとめる最後の学期となります。1年間、また3年間・9年間のまとめをして、4月からの自分はどうでありたいのかを目標に、実現に向けて努力をしてください。
3学期の授業日数は、3年生が49日、1・2年生は52日です。3学期はあっという間に過ぎ去ってしまいますから、今日から「通常モード」に切り替えて学校生活を再開してください。
池袋中学校では、今年度のキーワード、「あいさつ」「学力」「環境」「生命の尊重」について、また、その他学校に関する全般的なことに関して1年間のまとめと反省をする時期になりました。保護者の方には「学校評価」に関するアンケートをご依頼いたしますので、ご協力お願いいたします。
今年も引き続き「知・徳・体」のバランスのとれた生徒の育成に向けて、取り組みます。みんなで頑張りましょう。