最新更新日:2024/07/16
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ノンバーバル・コミュニケーション

人がコミュニケーションを良好にとろうとするときには、なんとか相手に分かってもらおうと言葉を重ねたり、表現を工夫したりします。この言語を使ってコミュニケ−ションをとる方法を「バーバル・コミュニケーション」と言います。一方で非言語を活用してコミュニケーションをとる手法を「ノンバーバル・コミュニケーション」と呼びます。この非言語とは、表情や仕草、視線や身だしなみ、声のトーン、話のテンポなどを言うようです。ノンバーバル・コミュニケーションの重要性を語るときに、よく挙げられるのがアメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが1971年に提唱した「メラビアンの法則」です。メラビアン博士は、聞き手は話し手の情報をどのような要素を重要視して受け留めるかの研究をしました。それによると、見た目などの視覚情報は55%、声の質などの聴覚情報は38%、そして話す言葉、内容そのものの意味である言語情報は7%であるという結果を得ました。つまり話の内容よりも、話し手の視覚情報や聴覚情報の方に9割以上も左右されるというのです。店頭販売や訪問販売、詐欺の手口はこれを効果的に使っていますね。人の心理を突いているというわけです。しかしノンバーバル・コミュニケーションを有効に使えば、一層人間関係もよくなるというわけですから、適切に利用したいものですね。


                    学校長  川合 一紀
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