2012年10月号 「実行の二学期」 校長  菊池 貞和 残暑も和らぎ、吹く風に秋の訪れを感じさせる頃となりました。 先日の地域祭礼では、朝日小の子どもたちが大変お世話になり、ありがとうございました。子どもたちが櫓の上で緊張しながら太鼓をたたいていたり、元気にかけ声を出しながら子ども御輿を担いでいたり、地域の方々や保護者の皆様が準備して下さった出店で楽しんでいたりする様子を見させていただく度に、この地域の子どもたちは、本当に幸せだと思いました。子どもたちが、自分の育っていく地域の思い出を心に刻んでいるからです。 子どもたちに関わっていただいた多くの方々に、心より感謝申し上げます。 さて、最近の大きな話題の一つとして、「ロンドンオリンピック・パラリンピック」が挙げられます。日本選手団の活躍も素晴らしく、多くの競技でドラマが生まれ、日本で応援していた私たちにも多くの感動を与えてくれました。個人種目でも、チーム種目でも、メダリストのインタビューの中では、自分を支えてくれた方々への感謝、応援して下さった方々への感謝、そして、努力が報われた安堵感が語られていたことも印象に残りました。 才能の上に不断の努力を重ねたメダリストたちの言葉は、メダルという素晴らしい結果以上の輝きを放っていました。もちろん、メダリストだけでなく、「ロンドンオリンピック・パラリンピック」に参加したすべての選手のパフォーマンスとスピリッツは、最高の輝きを放ち、私たちに大切なことを教えてくれたように思います。 7月中旬から始まりました校庭改修工事も、皆様のご理解ご協力のおかげで無事終了することができました。ありがとうございました。 子どもたちは、出来上がったばかりの人工芝の上で「心にきざめ ガッツ 朝日魂」のスローガンのもと、10月13日の「芝開き大運動会」に向け、練習に励んでいます。自分たちを見守り応援して下さる方々への感謝を胸に、全力で運動に取り組む爽快さ、友達と力を合わせる充実感を味わわせながら、「一生懸命がんばる心」「思いやりのあるやさしい心」を継続して育てて参ります。 地域の皆様、保護者の皆様に子どもたちの最高の輝きを見ていただきたく、ご来校をお待ちしています。 二学期も一ヶ月過ぎ、実りの10月になりました。朝日小の子どもたち一人一人が、毎日の授業や様々な行事、学校生活を通して、楽しく充実した、実り多い秋を過ごすことが出来るよう、全教職員が力を合わせて教育活動の充実に努めて参ります。 今後とも、ご支援ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。