校長室

「たのしいみんなの広場」を目指して

4月1日付けで本校に着任した、校長石川 悦子です。前任の 稲垣 昌弘 校長先生はじめ諸先輩方が、築き上げた朋有小学校の伝統を守り、保護者の皆様や地域の皆様、本校の教職員とともに、安全と安心を第一に、子供たちの健やかな成長のために誠心誠意努力してまいります。ご支援とご協力の程、よろしくお願いしたします。

さて、本日101名の入学生を迎え、児童数545名で今年度の朋有小学校の教育活動がスタートしました。本校の子供たちにとって、朋有小学校が、校歌の歌詞にある「たのしいみんなの広場」となるよう、またISS認証校として、保護者や地域の方々のご支援をいただきながら、教職員が一丸となって教育活動を展開してまいります。始業式には、気分新たに新しい学年を迎えた子供たちの姿が見られました。「20年後30年後の未来に、世の中の主役となります。東池袋のまちを支える大人を目指して、たのしいみんなの広場、朋有小学校でいろいろな経験をしていきましょう」という話をしました。本校の子供たちが、「たのしいみんなの広場」であるこの朋有小学校で、互いに認め合い前向きな姿勢で何事にも取り組んでいけるよう、教職員が一丸となって教育活動を展開してまいります。

この2年、コロナ禍により、学校生活が制限されてきました。給食の時間には「黙食」など新しいルールがあり、会話が制限されています。そのような中でも、子供たちの会話や対話を活性化させたいと考えております。マスク越しではありますが、子供と教職員、子供同士の会話や対話を活性化することで、子供の情緒もさらに安定し、自己肯定感がはぐくまれるとともに、考える力などもさらに伸びると考えるからです。現在、授業の中では、タブレットなども活用して、考える力や表現する力を伸ばすために行っています。できる範囲で、意図的に子供同士の対話場面を増やしていくようにしたいと思います。子供たちが各家庭で、学校で話したことや活動したことをこれまで以上に話すようになることを願っています。ご家庭でも、子供たちから学校での様子などを聞いていただけたら嬉しいです。そして、子供たちの成長や学校の教育活動について、何かお気付きのことなどがありましたら、学校にご連絡いただければ嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

豊島区立朋有小学校
校長 石 川 悦 子