学校日記

ものづくり教育フェア

公開日
2007/12/10
更新日
2007/12/10

部活動

 昨日お知らせしたロボコンについて、もう少し詳しくお知らせします。この大会は「第8回 全国中学生創造ものづくり教育フェア」の「関東甲信越大会」として行われたものです。都大会の時にもお知らせしたように、「ロボットコンテスト」「めざせ!木工の技チャンピオン」「とっておきのアイデアハーフパンツ」という3部門に分かれています。
 本校のロボット部は、この「ロボットコンテスト」の部門に出場しました。関東を制するものは全国を制すると言われるように、関東大会はレベルが高いそうです。
 A1部門(木片を相手側の台の上に何個乗せるかを競うゲーム。木片も正方形は1点、長方形は2点となります。1分間で行われますが、30秒までは2点の長方形には触れない、最後のブザーが鳴ったときにロボットがラインを越えていたら失格となる等、細かな規則もあります。また、自陣の台の上に乗せられた木片を落としてもよいので、相手の陣に乗せる作業と自陣の木片を落として相手のポイントを下げる作業を並行して行うので大変です。A1は1人で行う競技。A2は2人で行います。)では、予選リーグで1勝2敗の結果で敗退しました。
 A2部門は2チーム出ました。1チームは予選リーグを3勝0敗で勝ち抜きました。別のチームは2勝1敗で残念ながら予選敗退です。決勝トーナメントに進んだチームはトーナメント1回戦で敗退しました。
 B部門(木槌をつかみ上げて、網の中に差し込む競技です。網の中にたくさん木槌を差し込んだ方が勝ちとなります。木槌の数が同数の場合は、高い場所に木槌を入れた方の勝ちです。)も、予選リーグ1勝2敗で敗退しました。
 C部門(これは直接のロボット対決ではなく、ロボット部の作成過程などをビデオに編集し、そのビデオ作品を評価する競技です。)では、全国大会には行けませんが、「審査員特別賞」をいただきました。
 「ものづくりは人づくり」といいます。学校では、将来ものづくりで世界に互して戦える人材を育成することが大切です。定められた制約の中で、創意を生かし工夫する人材をたくさん育成したいと考えています。PISAの学力調査で日本の子どもたちの科学離れが問題となっていますが、「ものづくり」は、実際にものを作る作業がありますので、考えるだけではなく、職人のような技術も要求されます。様々なアイデアとそれを支える技術が一体となって、結実します。
 未来を切り開く人材が、豊島区からたくさん育成できるように頑張ります。