学校日記

6月15日 道徳

公開日
2023/06/15
更新日
2023/06/15

学年・学級

命の大切さ

3年生の道徳では命の大切さについて学習しました。
自分にとって大事な人の価値について考えたのち、実際に人体を構成する組織は約6万円で買えてしまうことを説明しました。ほとんどの人は大事な人に値段なんてつけられないというくらい価値を高く見ているのに、この値段の差はどこからくるのでしょう。
すると、生徒たちは「思い出がある」「関係がある」「歴史がある」「その人はオンリーワンである」などと口々に言いました。
では、あなたにとって大事な人と、そうでない人との間に価値の差があってもいいの?と問いました。命に差があっていいのでしょうか?
すると、社会的に有名な人はニュースで手厚く治療をしてくれるけど一般人は違う!と怒る生徒がいました。
でもそれは一般人よりも社会的に影響力が大きいからだよという人もいました。
さあ、どう判断することが適切なのでしょうか。

生徒の声から
・今回の道徳で思ったのが、他の人との価値観が違ったとしても、自分がその人を一番に思っている場合、どうしても自分の大事な人を優先してしまうと思った。
・人の値段というのはあくまで相手への価値観であって、その人の本当の価値を決めるのはその人自身だと思いました。
・人の価値は思い入れなどで決まるといろんな人が言っていました。日頃の自分の行動が積み重なり、価値が上がっていくのだと思います。だから、人によって価値が違うというのが差別だとするのは間違っていると思います。
・例えば自分にとっては家族が大事な人である。しかし、自分の知らない誰かもまた、家族がいて大切に思っている人がいるのだと思う。だから、自分にとっては大事な人の価値が高いが、誰かをぞんざいに扱ったりしていいものではないと考えた。