【数学チャレンジ】その2答え
- 公開日
- 2020/05/07
- 更新日
- 2020/05/07
学習
数学界にはいくつかの未解決問題が存在します。
すでに解決された問題でも、長年解かれなかったものがあります。
有名なものでは「フェルマーの最終定理」があります。
フランスの有名な数学者のフェルマーが、これまた有名な古代ギリシャのディオファントスさんが書いた本をもとに研究しながら48個の問題を書き込みました。フェルマーさんが亡くなったあと、息子さんが出版し、その問題に世界中の数学者が挑戦しました。
47個は後に数学者たちによって解決されましたが、最後の問題だけは長年解き明かされませんでした。
それが彼の死後330年たった1995年に、やっとワイルズさんによって証明されました。
同じように長年解決しなかったものに1985年に出された「ABC予想」というものがあります。
なんとこの「ABC予想」が今年の4月に京都大学の望月先生によって証明されたのです。(まだ完全ではない、との見解もありますが)
謎が沢山の数学。いろんな角度で楽しみを見つけてみましょう!
それでは数学チャレンジその2のトリックです。
枠の外に縦と横に数字があり、それを一個ずつ対応させて足した数字が、ますにかかれている数でした。
順番通りに5つのますの数を足すと、結果的に枠の外に書かれている10個の数の和になります。外側の10個の和は1111になっています。
写真にまとめてみましたが…少しわかりにくいかもしれません。
詳しく知りたい人は学校が再開したら直接伝えますね!
ちなみにこの問題は、青柳碧人さんの「浜村渚の計算ノート 9さつめ」を参考にしました。面白いので、機会があったら読んでみてくださいね。