3月25日(水)
平成20年度の修了式が行われ、各学年の代表生徒に修了証が渡されました。「安心して登校でき、満足して下校できる学校」のキャッチフレーズのもと、生徒たちも良く努力し、池袋中学校の伝統を引継ぎ発展させ、一つ年輪を増やすことができました。平成20年度も無事終了しようとしています。どうもありがとうございました。
平成20年度 修了式 式辞
平成20年度も修了式を迎える日になりました。4月から始まり3月で終わる年度の大きな節目になったわけです。今一度、平成20年度を振り返って、新年度に備えてほしいと思います。
5月の朝礼で、「初心忘るべからず」という言葉を示し、年度当初に立てた目標に向かって進んでいるかどうかを確認しました。また、1月には「新年の抱負」という言葉を示して、これもまた「目標」をたてる大切さをお話ししました。4月から1年間過ぎてみてどうだったでしょうか?「継続は力なり」という言葉の通り、毎日少しずつでもこつこつと積み重ね成果をあげることができたでしょうか?頭で考えることはできても、行動に移すことの難しさを感じている生徒もいると思いますが、各自で振り返り、新年度に生かすようにしてください。
2学期には、「道徳授業地区公開講座」などで、「規範意識」についてみんなで考え、語り合いました。「マナー・モラル・ルール」についても考えました。世の中や学校生活では、「やりたくてもやってはいけないこと」があり、「やりたくなくてもやらなくてはならないこと」があります。行動する価値基準を「好きか、嫌いか」ではなく、「良いことか、悪いことか」で考えてほしいのです。意識して行動することができたでしょうか。
本日皆さんに渡される通知表には、各教科や総合的な学習の時間などの記録、学校行事や生徒会活動、部活動の記録が記載されています。取り組み状況がどうであったか振り返り、この春休み中に進級する準備を行ってください。中には、もう少し頑張れたのではないかと思われるものも見受けられました。
本校は「安心して登校し、満足して下校できる学校」をキャッチフレーズにやっています。本日下校するとき、満足できた1年であったかどうか、考えてみてください。そして、満足いかないものが見つかったときには、それを他人のせいにするのではなく、自分はどうなりたいのか、どうしたいのか、どうしたらよいのかということを前向きに考えられたらと思います。全般的には、みんながよく頑張り、池袋中学校の伝統を受け継ぎ、発展させてくれました。
4月に登校するときには、それぞれ2年生・3年生に進級しています。ただ、時間が過ぎたから上級生になれたというだけでなく、中身も備わった上級生になって登校できるように、この春休みを有意義に過ごしてください。