お客さんを説得しよう
- 公開日
- 2017/01/31
- 更新日
- 2017/01/31
算数少人数
6年生では「資料の調べ方を考えよう」の学習を進めています。度数分布表と柱状グラフを学習した後、このような問題に取り組んでみました。
店員:いらっしゃいませ。
お客:あの、モグモグバーガーのポテトの方が長いような感じがするのですが。
このようなクレームを受けたワクワクバーガーショップの店員はどのようにお客を説得したでしょう。
平均の差は0.04センチメートルのため、平均の差ではどちらが長いのかは決められない、ということで、子どもたちは度数分布表や柱状グラフをかいて比べることにしました。階級の幅を1センチメートルにした場合と0.5センチメートルにした場合ではどちらの幅の方がお客を説得できる統計資料を作れるのか、自分で幅を選んで調べ始めました。
発表では「1の幅の資料を使うと平均値のところが本数が多い、だからワクワクバーガーショップのポテトは平均的な長さだと説得できる」「0.5の幅にするとワクワクバーガーの資料が平均値の数が少なくなって見える」などグラフの見え方について根拠をもって話す姿が見られました。
最後に「自分だったらどのグラフを使って説得する?」と問うと全員が1の幅のグラフを選択。友達の考えを聞いて、どの資料を使うと良いのか考えられました。