「分ける」って何?
- 公開日
- 2014/05/23
- 更新日
- 2014/05/23
算数少人数
3年生の「わり算」の導入場面。
日ごろ子どもたちがしている「お菓子などを分ける」ということと、算数の学習場面での「分ける」の違いについて学習しました。
「15枚のクッキーがあります」と黒板に一文書き、3人の子どもたちの顔を提示しました。「クッキーを3人で分けるんだ」「左の子は笑っているよ」「真ん中の子は悲しそう」「右の子は困っているよ」「あっ、真ん中の子は悲しそうだから、枚数が少ないんだ」。こんなやりとりから、子どもたちが考える分け方を発表してもらいました。「みんな枚数が違って、同じじゃないんだ」。次に提示した3人の子どもたちの表情はみんなニコニコ。「あっ、きっとみんなクッキーの数が同じなんだよ」。「では、ブロックを使って同じ数ずつ分けてみよう」。
算数の学習場面での「分ける」は「同じ数ずつ、等しく分ける」ということ。等分除の学習です。子どもたちは「分ける」の違いに気づきました。