校内研究授業・6年1組「やまなし」
- 公開日
- 2013/11/22
- 更新日
- 2013/11/22
全学年
11月14日に、今年度3回目の研究授業を行いました。
「やまなし」(宮沢賢治作)は、一読しただけでは解釈のしにくい、見方によっては難解な文学教材であるといえるかもしれません。子供たちの多くも、やはり最初は「意味がよく分からない。」「何が言いたいのだろう。」というような感想をもっていました。
研究授業では、「物語の主題がより強く表現されているのは、『五月の幻灯』か、『十二月の幻灯』か」という問いを通して、「やまなし」の主題にせまっていきました。友達と意見を交流していると、「かわせみ」と「やまなし」との対比や、作者の生き方・考え方など、物語を読む視点が広がっていったようです。ワークシートの「ふかまるコーナー(振り返り)」には、影響を受けた友達の意見がたくさん書かれていました。
子供たちの話し合いを聞きながら、教員一同もまた、文学の楽しさや宮沢賢治作品の素晴らしさを改めて実感した時間でした。