運動会練習:6年生
- 公開日
- 2013/09/06
- 更新日
- 2013/09/06
6年生
9月5日午後、6年生の「組体操」の運動会練習は、数日前の一人技、二人技から長足の進歩を見せ、すでに三人の技、そして集団での演技にも取り組んでいました。特に全員で行う二段に馬を組む演技や波の演技は、全体の歩調を合わせながら進めていく難しさに直面し、何度も確認しながら進めていました。特に、二段の馬は聞くところによると「ベルリンの壁」という題材名がついており、最後には崩れるというパフォーマンスにつながっています。1989年11月10日ベルリンの壁は多くの市民により破壊され崩壊していきますが、今から24年前、当然子どもたちは生まれてもいません。6年担任の二人も五歳の子ども、なぜこのパフォーマンスが取り入れられたかは現在謎です。きっと、どこかで正しい歴史認識の学習をしているのでしょう。
さて、運動会練習では「校庭デビュー」なる業界用語があります。(一部地域)表現などの演技の練習は、はじめの段階は天候等の影響を受けず、全体の指導のしやすい体育館が中心になります。一定程度仕上がった段階で、実際に演技を行う校庭に出て練習することになりますが、このことが「校庭デビュー」と呼ばれているのです。実際に校庭で動いてみると、広さや並んだときの感覚、立ち位置などの違いから、もう一度指導の必要な所も出てくる、担任にとっては難しい切り替えの時期なのです。また、校庭で練習するということは、他の学年の目にさらされ、全体にもこんなことをやるんだ公開することになるのです。6年生の校庭での練習はまだのようです。来週あたりが、そのXデーになるのでしょうか。