4年生、目の不自由な方の生活について学びました。
- 公開日
- 2015/10/14
- 更新日
- 2015/10/14
4年生
10月13日(火)、4年生の国語の学習の一環として、目の不自由な方(水出さん)と盲導犬(アニーちゃん)をゲストティーチャーとしてお迎えしました。水出さんは、目が見えなくなったことで、体にはすばらしい道具(手、鼻、耳、口など)がたくさんあることに気づき、使える部分を一生懸命使って生活しているそうです。母親として、洗濯、掃除、息子さん達のお弁当も作っていること、そして実際に、きゅうりを切る場面を子供達に見せてくれました。その手際の良さに、子供達からは「すごーい!」「ママより早い!」の歓声が。
また、盲導犬の実際の動きを見せていただきました。アニーちゃんは、命令を受けると、体育館にある階段の位置を知らせたり、ステージに上がり、ステージ上に置かれた椅子の場所まで誘導したりしました。子供達は、初めてこんなに近くで、盲導犬の様子を見て、とても驚き、関心していました。
さいごに、水出さんは、子供達に「心の優しい人になってほしい」というメッセージを伝えてくれました。“困ったり、元気がなくなったりするのは、障害のある人だけじゃない。側にいる誰かに助けてもらって元気を取り戻せる。自分にできることを、どんどんやる勇気、心の優しさをもってほしい。”と子供達に語ってくれました。子供達は、熱心に耳を傾けていました。