学校の様子

飛鳥山博物館:4年

公開日
2014/02/04
更新日
2014/02/04

3年生

 4日の午後、昔の道具の勉強をしている4年生は、北区の飛鳥山博物館の「昔の道具」展に出かけました。当日は、まだ雪にはなっていないものの冷たい雨の中30分かけて歩いて行きました。本来ならば、区立の郷土資料館に行ければいいのですが、池袋にあることから電車を使わないといけないので、歩いて行ける飛鳥山となったのです。特に1月11日から2月28日までは「昔の道具展」という特別展が小中学校対応事業として開催されているのです。こころよく豊島区の学校も受け入れてくださいました。
 中には、水道もガスもない江戸から明治初期、そして水道やガスが使えるようになった頃、戦後の今から50年ほど前の頃と展示ブースが分かれています。最初にいくつかの道具の紹介があったのですが、子どもたちは名前はもちろん、使い方はわかりません。おもしろい答えも飛び出していたのですが、事前に学校で見たものや学習したものについては、答えることができて、学芸員の方にほめられました。ちなみに何の説明があったかというと「くけ台」「火熨斗(ひのし)」などが出たのですが、どの年代の方ならわかるのでしょうか。引率に行っていた校長はわかっていたので、60歳以上の人はわかるようです。
 そのほか、昔の井戸、かまど、井戸のポンプ、氷で使う冷蔵庫、そして今もあるのですが、性能が全く違う電気洗濯機やトースターなどなど、その時代にタイムスリップして見るのですが、なかなか今の生活に中にいる子どもたちには想像が難しいようです。展示してあるものは、すべて区民からの寄贈とのことで、触っていいことになっていました。普通展示物は触れないのですが、触ることによってまた使い方がよくわかりました。
 地下の展示場では、さらに弥生時代の生活の様子や道具まで、学芸員の方に説明していただきましたが、その当時から「くわ」の形状が変わっていないことを確認し、道具のもつ奥深さに感動しました。
 話の聞き方もよく、たくさんメモにとっていた3年生でした。これからのまとめも楽しみです。