最新更新日:2024/05/20
本日:count up60
昨日:71
総数:393561

今やるべきことは

画像1 画像1
 ここのところのニュースは、もっぱら新型コロナウイルス感染の問題ですが、日に日にというよりも時々刻々と状況は良くない方向へと変化しているようです。ネット社会においては、その情報が多すぎて、何が正しいのかわからなくなってしまうことさえあります。あまり風評に惑わされず「正しく怖がる」というような言葉も巷では聞かれますが、フェイクニュースも拡散され判断は難しいところですよね。そこで今一度正しい知識を確認しておきます。コロナウイルスは、ウイルス性の風邪の一種です。人に感染するものとして全部で6種類が発見されているようで、そのうちSARS(サーズ)、MERS(マーズ)という重症化傾向のある疾患を引き起こす原因ウイルスも含まれています。残りの4つは一般に風邪を引き起こす原因のウイルスだそうです。そこに変異した新型コロナウイルスが発見されたというわけです。症状としては、風邪の症状に似ているものの、咳が長引く(1週間以上)、強い倦怠感があることなど、インフルエンザでも体の節々が痛いというように、それぞれに特徴的なものがあるようです。本校においては、玄関先でアルコール消毒をしたり、手洗いうがいの励行をしたり、マスクの着用をお願いしています。また、残念なことですが、外からのお客様をお呼びしての行事や校外学習は中止の方向で考えています。何よりも大切なことは、一人一人が正しい知識と情報の元、自覚を高くもって健康管理を徹底することが求められますね。大人も含めて、十分に考えた上で不要不急の外出は控えた方がいいようです。しかし、とにかく早く収束の方向が見られることを強く期待するところです。

                       学校長  川合 一紀

客に接するは独りおるがごとく、独りおるは客に接するがごとし

 表題の言葉は、常に己を失わず、自然体で過ごすことの素晴らしさを言っています。私たちは、人と接している時、相手からの刺激に振り回され適切な判断ができないことが往々にしてあります。例えば誰かが酔った勢いでくだらないことを口にすれば、それにつられて自分も言ってしまったなんて事はないでしょうか。ですから、人と接しているような時でも、一人でいる時のように心身ともに落ち着けて振る舞いなさいと言うことのようです。逆に言えば、一人でいる時はどうしても自堕落になってしまいがちです。今日はいいかなと思って一日中パジャマ姿で顔も洗わないなんてありませんか。うちの家内は休日など「今日は誰にも会わないから化粧なんてしなくていいや」と言っています。つまりは一人でいる時には、人と接している時のように過ごしなさいと戒めているようです。
 中国に「壺中(こちゅう)の天」という故事があります。町の役人が見回っている時、ある薬売りの老人の行動を不審に思いました。その老人は時々店先の大きな壺の中に入るのです。この不思議な光景を見た役人は、老人に頼み込んで壺の中に一緒に入ってみました。するとそこは俗界を離れた桃源郷(ユートピア)だったという話です。薬売りの老人は町中の喧噪にあって、時にはゆっくり自分の世界に帰りたい、心を落ち着かせたいと思ったのでしょう。「客に接するは独りおるがごとく」です。我々も、時には公園のベンチでボーっとしたり、誰も居ない会議室やトイレで静かに目を閉じたりしてみたくなりますよね。おお、共感!共感!という方いませんか。

                    学校長   川合 一紀
画像1 画像1

令和元年度 学校保健委員会

画像1 画像1 画像2 画像2
令和2年2月12日(水)1年生対象に保健講話が行われました。
1年生保健委員が司会進行を担当し、事前に調べた給食の噛む回数の発表を行いました。
校医の先生による保健講話がありました。
学校歯科医 郷家 嘉一 先生「噛むことの大切さ」
学校眼科医 富田 香 先生「コンタクトと近視について」

東京都公立学校美術展覧会

画像1 画像1 画像2 画像2
美術科は2カ所に展示されています。

令和元年度 第69回東京都公立学校美術展覧会

画像1 画像1 画像2 画像2
東京都公立学校美術展覧会に本校生徒の作品が出品されます。

開催日:令和2年2月13日(木)〜令和2年2月19日(水)
    令和2年2月2月17日(月)は東京都美術館休館日のため開催しません。
開催時間:午前9時30分から午後5時30分まで(2月19日(水)は午後2時まで)
    ※入場時間は午後5時まで。(2月19日(水)は午後1時30分まで)

斧を使うには研ぐ時間がいる

画像1 画像1
木こりはその日、ある年寄りの木こりが姿を見せなかったので、驚くと同時にいくぶん喜びもした。彼らはその老木こりのことが好きではあったが、当時は厳しい世の中で、老木こりがその担当分をできなかったら間違いなく仕事をクビになり、代わりに彼らがその仕事を得られるのであった。彼らは臨時収入を期待していたが、いつもどおりのペースで仕事をした。翌日、老木こりが姿を見せた。その日老木こりは、休んでいた一日分どころか、二日分の仕事を片付けた。他の木こりたちは驚嘆した。彼らはその老木こりに「なぜ昨日は出てこなかったんだい。病気じゃなかったんだろう?」と訪ねた。すると老木こりは「ああ、元気だよ。ただ斧を研ぐ時間が必要だったんでね」と答えた。
 このお話から何がいえるでしょうか。毎日一生懸命働いている木こりも、ボロボロの斧では、仕事の効率も悪く無駄なエネルギーを費やします。さらには心にも余裕がなくなり体調を崩してしまえば、仕事ができなくなり何日も休まなければならなかったでしょう。要するに人生はバランスが大事だと言うことですね。心のゆとりや効率の良い仕事をするには、時に休んででも自分を振り返り、何が大事だかを見極め、最良の選択ができるバランス感覚が重要だと言っているのですね。

                       学校長  川合 一紀

スキー移動教室を終えて

1月末に2泊3日で蓼科村へ1年生とスキー移動教室に行って参りました。生徒たちにとっても都会の喧噪から抜け出し白銀の世界で過ごした時間は、貴重なリラクゼーションタイムだったと思います。海外誌の調査ではありますが、人は一生の間に、不要なダイレクトメールを開封するのに8ヶ月、無駄な折り返しの電話をかけるのに2年、列に並ぶことに5年を費やすのだそうです。皆さんも思い当たるフシがありますか。生徒たちはゲームやテレビ・携帯電話もない3日間で、友人との会話やオーナーさんとのケーキやクッキー作り、インストラクターさんとのたわいない会話などを楽しむことが自分を取り戻す大事な時間だったに違いありません。また人の心に触れるということは、自分の心を育てることにとても有効だということも学んだと思います。楽しく有意義の時間も、自分一人で作り出せるものではありません。機械を相手に話しかけたり画面を相手につぶやいたりしてみても、反応のないことは寂しいことですよね。日常が戻ってきましたが、こういうひとときが新たな活力を生み出すのだと思います。ペンションの方々やインストラクターの方々の細かな心遣い気遣いに、感謝できる優しい子になって戻ってきました。ご家庭のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。

                        学校長  川合 一紀
画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
豊島区立池袋中学校
〒170-0011
東京都豊島区池袋本町1丁目43番1号
TEL:03-3986-5435
FAX:03-5951-3906