最新更新日:2024/05/20
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本は身銭を切って買うべし

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私は通勤時間が長く、その過ごし方として電車の中では概ね本を読んでいます。毎週、地元の図書館へ足を運び6冊以上借ります。ジャンルにはあまりとらわれず、ライトノベルから哲学書など幅広く読むのですが、よく分からない内容のものは途中でやめてしまうこともあります。しかし中には「もう一度読みたい」と思うような本もあります。こういう本は古本屋さんへ行って購入するようにしています。タイトルの『本は買うべし』というのは、本屋さんへ行って毎回新刊を購入せよと言っているわけではありません。手当たり次第に買っていたらお小遣いがなくなってしまうし、先にも述べたように、内容がよく分からなかったり興味のもてなかったりした本に出会えば、お金がもったいなかったとがっかりすることもあるでしょう。そのためにも図書館は便利です。自分にあった図書に出会うまでワクワクします。でもそこからなのです。もし「もう一度読みたい」本に出会ったら、自分でお金を出して買うことをお薦めします。なぜなら、後に読み返してみると、当時とは違った受け留め方ができたり、「なぜこの本をいいと思ったのだろうか」と反省・回想したりできるからです。それはすなわち自分の成長を実感できるということなのです。今はインターネット上で「中古本」という体裁のいい物もありますから、何千円という本も数百円で買える、そんな喜びも味わえます。お子様に薦めていただければありがたいことです。


                       学校長  川合 一紀

負けても、なお得るものがある!

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皆さんは「ハルウララ」という競走馬をご存じでしょうか。1998年に高知競馬場でデビューし2006年に引退するまで113連敗し続けた馬の名前です。2003年に「負け続ける馬」として一躍有名になったのですが、その時点で既に87連敗であったとか。その後もコンスタントに負け続け一度も優勝することなく引退したというわけです。しかしこの負け続けてもひたむきに走り続ける姿勢に心打たれる人が多く根強いファンがいるのだそうです。「ハルウララ」の馬券は、「走っても当たらない」「ダメな結果でもクビにならない」・・・というわけで、交通事故やリストラの「お守り」になっていたとも言われます。そもそもハルウララは、幼少期から小柄で臆病な馬であり、型にはまることを嫌う「世話の焼ける馬」だったそうです。ですから馬主や世話をする人も転々と変わり波瀾万丈の生き方をしていたそうですが、それでも決して休むことなく走り続けたと言います。「継続は力なり」を文字通り実践した馬ですね。競走馬ですから勝つことが至上命令です。しかし勝たなくても生きる道があった、振り返れば豊かな人生(馬生?)であったのではないでしょうか。負けても、なお得るものがある!ラグビーワールドカップでも印象づけられた言葉です。とても参考になる生き方ですね。


                     学校長   川合 一紀
                  

オリパラ講演会

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10月16日(水)
オリンピック・パラリンピック教育としてオリンピアンの講演会が開かれました。
カンボジア代表のマラソン選手、猫ひろしさんに来校いただき、お話していただきました。

お見舞い申し上げます

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この三連休を襲った台風19号の被害は甚大です。関東地方のみならず、多くの地域で河川の氾濫や浸水、暴風による家屋の損壊が報告されています。被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。私の住んでいる坂戸市近辺でも河川の氾濫があり、避難勧告が出され一時混乱を来しましたが、大きな被害を受けることはありませんでした。天気は回復したものの、地盤が緩んでいたり、未だに河の水が引かなかったりしています。テレビのニュースでインタビューを受けている方々の話は、一様に「こんなことは今まで一度もなかった」です。「想定外」から「想定内」にという話は、阪神淡路大震災以来、頻繁に言われていますが、我々の意識がなかなか変わらないのも事実です。正直に言うと、私も夜、暴風雨の中避難勧告が出され本当に避難するかどうか迷いました。結局避難しなかったのです。何事もなく済んだのが幸いでした。でも、後になってニュースで被害状況を見るにつけ、胸が高鳴ります。今後に十分に活かさなければと心に誓うのです。


                       学校長  川合 一紀

3年生つながり給食

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10月7日(月)
3年生のつながり給食がつながりホールでありました。

10月5日(土)防災体験活動

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10月5日(土)
としま土曜公開授業で防災体験を行いました。
1年生は防災カードゲームおよびAEDを用いた救急救命講習
2年生はブラインドウォーク、車いす体験および消防署の方を招いたD級ポンプの放水体験等
3年生はかまどベンチの設営、備蓄倉庫の荷物の搬出、避難所の設営等を行いました。

許すということ

毎日生活していると、良いことばかりではありません。理不尽なことや腹の立つこともあるでしょう。「許せない」という感情が頭をもたげるというわけです。例えば、いつも仲良く話をしている仲間がいるとします。この人とは気の置けない関係であり何でも話せる間柄です。しかし一つだけ許せないところがあるのです。それは言葉遣いが悪いところなのです。話が盛り上がってくると決まって言葉遣いが悪くなります。私はどうしてもそこが許せないのです。どうですか?こんな経験はありませんか。ところでこの「許せない」という感情はどうして沸き上がってくるのでしょうか。それは自分が「許せない」と思った他人の性格や出来事というものを、自分自身も大なり小なりもっている部分だからです。「あの人の失礼なところが許せない」と思うなら、自分にも同じような失礼な部分があるということなのです。ただ自分はそれに気づいてはいるものの、自分なりに失礼のないように気を遣っているが、あの人は気を遣っていないじゃないか、と思うから腹が立つのです。出来事にしても同じです。ということは、「許せない」と何かについて思うことは、それに反応する部分をもつ自分も許せないと言うことになります。「許す」という言葉の語源は「緩ます」だと言います。いかがでしょうか。大きな心で他人を認め緩ませてあげることをしてみましょう。詰まるところ、他人を許すことは自分を許すことに通じるのですね。

                    学校長  川合 一紀
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優れたものに出会ったら

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身の回りには技術の進化によって便利なものがたくさん溢れています。パソコンや携帯電話・電子機器なども、日進月歩であり、半年前のものが既に古くなっていることもしばしばです。人によっては、次から次へと買い換えるなんて方もいるようですね。でも本当にそれでいいのでしょうか。もちろん新しいものは見栄えも良いし、使い勝手も良くなっていることでしょう。しかし使うのは人ですから、人がその活用を適切に理解して、人道的にも社会的にも有効活用をして初めて生きてくるのではないでしょうか。モノにたとえましたが、優れた人物に出会ったときも同じだと思います。その方の才能に触れて凄いと思ったら、その方の人間性に触れて素晴らしいと思ったら、その方の経験に触れてうらやましいと思ったら、次は、それはどこから発せられるものなのか、発せられているものの本質は何なのか、何を伝えたいと思っているのかを理解する心をもちたいものです。そこを理解できたとき、その方に一歩近づけた喜びを味わえるのだと思います。

                        学校長  川合 一紀
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