最新更新日:2024/05/09
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不思議な言葉「あ・し・う・た」

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 週末の自粛要請を受けて皆さんはどのように過ごされましたか。幸か不幸か都心では32年ぶりとなる積雪で外出もあまりできなかったことと思います。今週には、新年度に切り替わり4月6日(月)には始業式を控える中でも、都市封鎖や感染爆発といった不安な言葉が飛び交っています。毎日、テレビをつければ「コロナの話」という具合で精神的にも参ってきてしまいますよね。そこで気持ちを楽にしたいと考える心構えとして不思議な言葉を紹介します。
「あ・し・う・た」とは、あ:ありがとう、し:幸せ、う:嬉しい、た:楽しいの頭文字。
いつも口をついて出る言葉には、ありがとう。何気ない日常の有り難みを感じて、今生きて生活できていることに幸せだなあと感じること。ちょっとしたことでも嬉しい、楽しいと感じる気持ち。この心の持ちようが人生を明るくするのだと心理学の先生がおっしゃいます。うつ病の方の治療にはよく使われる方法のようで、患者さんの中には「私は、ウツで嬉しいとか楽しいとか思えないし、人の笑顔も見たくない」という方もいるようです。そんなとき、心がこもってなくとも「ありがとう」という習慣をつけること、無理矢理にでも笑顔をつくること、何にでも幸せだなあと感じるようにすること、を繰り返していくとだんだんと心が軽くなっていくのだそうです。心と体は連携し合っています。不安な気持ちはわかりますし対策をしっかりとろうとする心構えは必要ですが、気が滅入ってしまっては体を壊します。皆さんも「あ・し・う・た」やってみませんか?

                    学校長  川合 一紀

令和元年度 卒業式

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令和2年、3月19日(木)
池袋中学校卒業式が行われました。

初恋のきた道

 先週19日に無事、卒業式を行うことができました。簡略化した式の中でも、心のこもった卒業式をと考えたことは、個々それぞれの思いとともに昇華されたと思います。ご理解とご協力をいただきました保護者並びに地域の方々には心より感謝申し上げます。
 さて表題の「初恋がきた道」という映画をご覧になったことがあるでしょうか。1999年の中国映画です。小さな農村の小学校を40年以上支え続けたある教師が亡くなり、町で就職したその息子が、父の葬儀で村へ帰郷した際に回想する父と母の出会いから物語は始まります。その当時は自由恋愛が認められない中、町から赴任してきた若い教師(父)に恋心を抱き、けなげに追い続ける村娘(母)との恋愛物語なのですが、私が注目したのは、村人が学校という存在を大切にし、人々が集い、子どもたちの声が響き渡るという場面、そしてその父の葬儀に駆けつけたかつての教え子たちが、心意気だけで遺体を運び別れを悼むという場面です。教育の原点がここにはあると思うのです。当たり前が滞る今の世の中を見回して、改めて感じることは、学校の存在の大きさを痛感します。子どもたちは学校という集合体の有り難みを感じ、保護者・地域の方々は、学校が存在することそのものの意義を再確認し、教師は子どもがいて初めて教師なのだと開眼させられたのです。日常が戻っても、この気持ちは忘れないでおきたいものです。

                        学校長  川合 一紀
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明日はなぜあるの?

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 皆さんはこう聞かれたら何と答えますか。難しいですね。宇宙の摂理?地球の自転?朝日が昇るから?なんともしっくりこない回答です。実はこれは、全国こども電話相談室(TBSラジオ)に寄せられた小学3年生の質問です。この質問に、天文研究家の小林悦子さんはこう答えています。「昨日と今日は過ぎちゃったことだから、やり直しができないよね。だけど明日があったら『明日は何かやってやろう』と思うじゃないですか。そうすると、明日はあった方が良いよね。だから、何かまだできないことをするために明日というものがあるんじゃないかなあ」と。なんとも夢を感じさせる返答ですね。明日があったら何かやってやろうと思えるのは、前向きに生きている証拠です。さらに言えば、昨日上手くいかなかったことがあっても、明日は上手くやってやろうと思うことは、人生ってやり直しがきくんだとポジティブに考えられる姿勢をもっているということ。これは生きていく上でとても大切な心構えです。アニメーション作家の宮崎駿さんも「この世は生きるに値するんだと子供たちに伝えることが大人の仕事」と言っています。小林さんの回答も宮崎さんのお話も、子どもにかける言葉としてはこんな風にしていきたいですよね。先行きが不安な今の世の中だからこそ、明日を前向きに捉えて、明日を待ち遠しく思える人でありたいと思います。

                        学校長  川合 一紀

「学びの支援サイト」の開設について

東京都教育委員会より、休業中学習の一助として、標記のサイト開設及びURLの提示がありましたので、以下に紹介します。

学びの支援サイトURL

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/con...

どんな風に過ごしていますか

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 新型コロナウイルスの猛威がなかなか止まりません。世界保健機構(WHO)の報告によれば、現時点で全世界の感染者は10万人を超えると言われています。また、国連の発表でも国内一律に休校を実施している国が14カ国、このことで影響を受けている生徒・学生は世界で2億9千万人以上とも言われているのです。こういった世界的規模での感染拡大状況を「パンデミック」と言うようです。こんな言葉は聞き馴染みのない方もいらっしゃるでしょう。ところが、今巷では2018年に放送されたTBSドラマ「アンナチュラル」という番組が密かに注目を集めています。なぜなら、2年前のこの番組で第1話「名前のない毒」という話の内容が、現在の状況に酷似しているからなのです。当時では聞き慣れなかった言葉「PCR法」「濃厚接触」など、今では頻繁にニュースで流されていますよね。石原さとみさん主演のドラマで、当時は何となく聞き流していた話でしたが、「予言か!」とまで言われているんだそうです。いたずらにパンデミックを誇張しようというわけではありませんが、毎日、学校へ通えず、家での過ごし方に飽きてきている子どもたちの様子を聞くと、何か面白そうな話題はないかと考えてしまいます。ちなみにご存じの方もいるでしょうが、話のポイントには、感染拡大の原因を個人にしてしまうと恐ろしいパニックが起こることを戒めていると私は思います。それにしても一刻も早く終息することを祈るばかりです。

                        学校長  川合 一紀

大人の真価が問われるとき

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 春の訪れが例年よりも早く、梅や桜の開花が2週間ほど早まっているようです。ご存じの通り、それとは別の要因ですが、子どもたちも本日3月2日から臨時休業日となり前倒しの春休みとなりました。政府の突然の発表から、学校現場や各御家庭はてんやわんやの数日間だったといえます。実は3年生は、本日都立高校の合格発表日でしたから、今まさに個別に学校へ来て今後の進路について相談しているところです。
 本区では、3月5日(木)が学年別登校日となっており、健康観察や課題を含み今後の対応について生徒たちに話をする予定です。巷の噂や報道では、この決断が正しかったのか、一斉休校が必要だったのかと非難を受けていますが、結果はこのコロナウイルスによるパンデミックが収束してみないとわからないことです。発表の経緯や具体的な諸課題に対する対応策が不十分なのは否めないにしても、総理大臣というトップは、どこかで決断をしなくてはならないのだと思います。こういう事態になった以上、悲観的に物を捉えるのではなく、前向きにより建設的に考えていく必要がありますね。規模の縮小はありますが、できる範囲で式を行い卒業生を祝ってあげたいと思いますし、修了式をきちんとやって1,2年生の進級を祝ってあげたいと考えます。お仕事のことや生活のことで困りごとはたくさんあろうかと思いますが、ご家庭でも、お子様と話し合いをもったり、将来のことを考えたりする良い機会にしてほしいと思います。教師はもちろん、周りの大人が風評に流されず、適切な判断をして子どもを守り育てていかなくてはなりません。そして何よりもご家族の皆さんが心身ともに健康な毎日を送っていただけることを心から望んでいます。皆さんの知恵で、この状況を乗り切って参りましょう。

                       学校長  川合 一紀

今やるべきことは

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 ここのところのニュースは、もっぱら新型コロナウイルス感染の問題ですが、日に日にというよりも時々刻々と状況は良くない方向へと変化しているようです。ネット社会においては、その情報が多すぎて、何が正しいのかわからなくなってしまうことさえあります。あまり風評に惑わされず「正しく怖がる」というような言葉も巷では聞かれますが、フェイクニュースも拡散され判断は難しいところですよね。そこで今一度正しい知識を確認しておきます。コロナウイルスは、ウイルス性の風邪の一種です。人に感染するものとして全部で6種類が発見されているようで、そのうちSARS(サーズ)、MERS(マーズ)という重症化傾向のある疾患を引き起こす原因ウイルスも含まれています。残りの4つは一般に風邪を引き起こす原因のウイルスだそうです。そこに変異した新型コロナウイルスが発見されたというわけです。症状としては、風邪の症状に似ているものの、咳が長引く(1週間以上)、強い倦怠感があることなど、インフルエンザでも体の節々が痛いというように、それぞれに特徴的なものがあるようです。本校においては、玄関先でアルコール消毒をしたり、手洗いうがいの励行をしたり、マスクの着用をお願いしています。また、残念なことですが、外からのお客様をお呼びしての行事や校外学習は中止の方向で考えています。何よりも大切なことは、一人一人が正しい知識と情報の元、自覚を高くもって健康管理を徹底することが求められますね。大人も含めて、十分に考えた上で不要不急の外出は控えた方がいいようです。しかし、とにかく早く収束の方向が見られることを強く期待するところです。

                       学校長  川合 一紀

客に接するは独りおるがごとく、独りおるは客に接するがごとし

 表題の言葉は、常に己を失わず、自然体で過ごすことの素晴らしさを言っています。私たちは、人と接している時、相手からの刺激に振り回され適切な判断ができないことが往々にしてあります。例えば誰かが酔った勢いでくだらないことを口にすれば、それにつられて自分も言ってしまったなんて事はないでしょうか。ですから、人と接しているような時でも、一人でいる時のように心身ともに落ち着けて振る舞いなさいと言うことのようです。逆に言えば、一人でいる時はどうしても自堕落になってしまいがちです。今日はいいかなと思って一日中パジャマ姿で顔も洗わないなんてありませんか。うちの家内は休日など「今日は誰にも会わないから化粧なんてしなくていいや」と言っています。つまりは一人でいる時には、人と接している時のように過ごしなさいと戒めているようです。
 中国に「壺中(こちゅう)の天」という故事があります。町の役人が見回っている時、ある薬売りの老人の行動を不審に思いました。その老人は時々店先の大きな壺の中に入るのです。この不思議な光景を見た役人は、老人に頼み込んで壺の中に一緒に入ってみました。するとそこは俗界を離れた桃源郷(ユートピア)だったという話です。薬売りの老人は町中の喧噪にあって、時にはゆっくり自分の世界に帰りたい、心を落ち着かせたいと思ったのでしょう。「客に接するは独りおるがごとく」です。我々も、時には公園のベンチでボーっとしたり、誰も居ない会議室やトイレで静かに目を閉じたりしてみたくなりますよね。おお、共感!共感!という方いませんか。

                    学校長   川合 一紀
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令和元年度 学校保健委員会

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令和2年2月12日(水)1年生対象に保健講話が行われました。
1年生保健委員が司会進行を担当し、事前に調べた給食の噛む回数の発表を行いました。
校医の先生による保健講話がありました。
学校歯科医 郷家 嘉一 先生「噛むことの大切さ」
学校眼科医 富田 香 先生「コンタクトと近視について」

東京都公立学校美術展覧会

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美術科は2カ所に展示されています。

令和元年度 第69回東京都公立学校美術展覧会

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東京都公立学校美術展覧会に本校生徒の作品が出品されます。

開催日:令和2年2月13日(木)〜令和2年2月19日(水)
    令和2年2月2月17日(月)は東京都美術館休館日のため開催しません。
開催時間:午前9時30分から午後5時30分まで(2月19日(水)は午後2時まで)
    ※入場時間は午後5時まで。(2月19日(水)は午後1時30分まで)

斧を使うには研ぐ時間がいる

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木こりはその日、ある年寄りの木こりが姿を見せなかったので、驚くと同時にいくぶん喜びもした。彼らはその老木こりのことが好きではあったが、当時は厳しい世の中で、老木こりがその担当分をできなかったら間違いなく仕事をクビになり、代わりに彼らがその仕事を得られるのであった。彼らは臨時収入を期待していたが、いつもどおりのペースで仕事をした。翌日、老木こりが姿を見せた。その日老木こりは、休んでいた一日分どころか、二日分の仕事を片付けた。他の木こりたちは驚嘆した。彼らはその老木こりに「なぜ昨日は出てこなかったんだい。病気じゃなかったんだろう?」と訪ねた。すると老木こりは「ああ、元気だよ。ただ斧を研ぐ時間が必要だったんでね」と答えた。
 このお話から何がいえるでしょうか。毎日一生懸命働いている木こりも、ボロボロの斧では、仕事の効率も悪く無駄なエネルギーを費やします。さらには心にも余裕がなくなり体調を崩してしまえば、仕事ができなくなり何日も休まなければならなかったでしょう。要するに人生はバランスが大事だと言うことですね。心のゆとりや効率の良い仕事をするには、時に休んででも自分を振り返り、何が大事だかを見極め、最良の選択ができるバランス感覚が重要だと言っているのですね。

                       学校長  川合 一紀

スキー移動教室を終えて

1月末に2泊3日で蓼科村へ1年生とスキー移動教室に行って参りました。生徒たちにとっても都会の喧噪から抜け出し白銀の世界で過ごした時間は、貴重なリラクゼーションタイムだったと思います。海外誌の調査ではありますが、人は一生の間に、不要なダイレクトメールを開封するのに8ヶ月、無駄な折り返しの電話をかけるのに2年、列に並ぶことに5年を費やすのだそうです。皆さんも思い当たるフシがありますか。生徒たちはゲームやテレビ・携帯電話もない3日間で、友人との会話やオーナーさんとのケーキやクッキー作り、インストラクターさんとのたわいない会話などを楽しむことが自分を取り戻す大事な時間だったに違いありません。また人の心に触れるということは、自分の心を育てることにとても有効だということも学んだと思います。楽しく有意義の時間も、自分一人で作り出せるものではありません。機械を相手に話しかけたり画面を相手につぶやいたりしてみても、反応のないことは寂しいことですよね。日常が戻ってきましたが、こういうひとときが新たな活力を生み出すのだと思います。ペンションの方々やインストラクターの方々の細かな心遣い気遣いに、感謝できる優しい子になって戻ってきました。ご家庭のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。

                        学校長  川合 一紀
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スキー教室3日目6

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15:11 もうすぐ甲府インター通過です。
雪化粧の富士山が見えます

スキー教室3日目5

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予定より30分はやくお土産とトイレ休憩です。

スキー教室3日目4

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閉校式です。

スキー教室3日目3

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3日目の実習風景です。

スキー教室2日目4

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2日目のオーナータイムです

スキー教室3日目2

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雪のスキー場です。
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