入口からのいつもと違った会場の雰囲気に驚き、圧倒されながら会場に入ると、「わあ」という歓声が上がりました。自分の作品を見つけながら歩き、嬉しそうにしていました。他の学年の作品では、自分では考えつかなかった材料や表現、色の合わせ方に驚き、すてきなところやまねしたいと思ったところを熱心に鑑賞カードに記入していました。教室では、自分の心に残った作品のよさを伝え合い、様々な感じ方にも触れることができました。２年後の展覧会が、一層楽しみになった様子でした。

３年生がアイマスク体験を行いました。講師の方々が来てくださり、アイマスクを付け、白杖を使い、２人ペアでコースに沿って段差を越えたり椅子に座ったりしました。目が見えない中での移動は怖いと感じる子もいましたが、ペアの子がサポートについて「一回止まって。段差を登るよ。」と声を掛けたり、肩に手を乗せて一歩一歩ゆっくり進んだりすることで、安心感をもって活動できたようです。今回の活動は、総合的な学習の時間の単元「心のバリアフリー」の一環として取り組みました。この体験を踏まえ、どんな人も生活しやすくするためにはどうしたら良いか、考えていきます。

　１２月２１日に４年生と一緒に車いすバスケットボール体験をしました。全員で車いすリレーをして車いす操作の体験をしました。はじめは緊張した様子でしたが、向きの変え方や走らせ方が分かるとうれしそうで、だんだんスピードも上がっていきました。根木さんや友達が挑戦していると、「がんばれ！！」の声が体育館に響きました。応援し、応援され、子供達は「応援の力」を感じることができました。
　代表児童や先生達による試合も行いました。「うまくいかなくても、楽しかった」「ゴールが高くて、腕の力だけでシュートする選手はすごい」などの感想がありました。