最新更新日:2024/06/02
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一所懸命と一生懸命

 皆さんはどちらを使いますか。一般的には一生懸命(いっしょうけんめい)の方が多いと思われますが、語源的には一所懸命(いっしょけんめい)が基本です。
「一所懸命」(イッショケンメイ)は、中世(鎌倉時代の頃)に生まれた言葉で、武士が、土地を命懸けで守り、生活の頼みにすることを意味していました。 そこから、「土地を守る」ということだけでなく、広く「命懸けで取り組む」という意味をもつようになったようです。 一方、「一生懸命」(イッショウケンメイ)は、「いっしょ」が「いっしょう」に長音化したもので、当初は誤変換とされていましたが、今では一生かけて取り組むという意味では、むしろ身近な感じがしますよね。この使い方が定着したようです。
 ちなみに池袋中学校では、「一生懸命やる姿がかっこいい!本気でやるから素晴らしい!」を掲げて取り組んでいます。ここでは「一生懸命」を使っていますね。皆が聞き慣れている表現としました。
 一生懸命やる姿は、自分が思っている以上にかっこよく映り感動を呼ぶ姿勢です。しかし形だけを繕うこともできます。だから心を込める必要があるのです。それが本気でやると言うこと。本気は目に見えないので、自分の心を偽ることなく、本気でやれば自ずと一生懸命な姿に結びつくというわけです。一生懸命やる姿と本気の心はセットなのですね。

                      学校長  川合 一紀

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令和3年度入学式

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4月7日(水)
入学式が行われました。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!

令和3年度1学期始業式

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4月6日(火)1校時に始業式を行いました。
2年生3年生が登校し、落ち着いて新年度をスタートすることができました。

努力は必ず報われる

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 令和3年度が始まり、本日2,3年生が集まり始業式を行いました。明日は入学式です。新1年生は98名、全校生徒307名でスタートします。今年度も、保護者の皆様や地域の皆様に支えられながら学校運営がなされていることを実感しつつ、邁進して参ります。どうぞよろしくお願いします。
 さて、先日の日曜日に行われた水泳の日本選手権では、白血病から復帰した池江璃花子選手が100Mバタフライで優勝しました。今大会は無観客での実施でありましたが、私は予選からテレビで観戦していました。力強い泳ぎは、回を重ねるたびに記録が上回り最終的には優勝という結果を残したわけです。様々なメディアで復帰までのドキュメント番組もありました。池江さんは優勝インタービューで表題の言葉の「どんなにつらくても、しんどくても、努力は必ず報われるんだと思った」と語っています。別の言い方をするならば「努力はその人を裏切らない」とも言えるでしょう。やったらやった分だけ自分のものになることは間違えありません。努力は決して無駄にならない、それはスポーツに限らないのだと思います。上手くいかなかったときには「努力が足りなかった。あと一歩の努力を頑張ろう」と思える前向きな精神が、本当の努力をする人なのだと思います。特に病気や環境にも負けず取り組んだ努力は、本当に決してその人を裏切らないのでしょう。その不思議な力に感動しました。生徒の皆さんも、自分の隠れた才能を開花させるべく、様々なことにチャレンジして努力を積み重ねて欲しいですね。

                     学校長  川合 一紀
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