最新更新日:2024/06/02
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世界に目を向けると

 さて今日は社会科の勉強です。中学生向けにお示ししますが、大人の方も考えてお子さんと議論していただくと、一層コミュニケーションも深くとれますよ。
 IMF(国際通貨基金)は、今年の世界全体の経済成長について、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、マイナス3%まで大幅に落ち込むという見通しを発表し、1929年に始まった世界恐慌以降で最悪になるという認識を示しました。これは未曾有の危機と呼ばれたリーマンショックの影響を受けた2009年のマイナス0.1%を大きく下回る水準です。
とのことなのですが、
 問い1「この中にあるキーワードとして、1929年の世界恐慌とはどこが発信源でどんなものだったのでしょうか。」よく耳にするものにブラックマンデーという言葉がありますが、当時はブラックチューズデーといったとか。さらには、
 問い2「今回の経済成長低迷でリーマンショックとの相違点は何でしょうか。」最後に
 問い3「どのようにしたらこの状況から抜け出し、世の中を活性化させることができると考えますか」いいアイディアをください。
 難しい内容ですが、こういった経済の変化については試験の問題にしやすいんですよね。さあ、生徒の皆さん!考えてみてください。

                     学校長  川合 一紀

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新型コロナウイルスで東京五輪が延期、新日程を発表

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 表題の事実は皆さんもご存じのことと思います。今回は自宅で勉強中の中学生向けにAP通信の英字新聞から記事を抜粋しました。受験生の皆さん訳せるかな?授業がない中で不安も募る一方でしょう。社会情勢を知ること、英語で読めることは受験に役立ちますよ。
レッツ!チェレンジ!!
                       学校長 川合 一紀

After deciding in an unprecedented move to reschedule the 2020
Tokyo Olympic and Paralympic Games due to the new coronavirus
pandemic, organizers announced on March 30 that the games will
take place in the summer of 2021. The new Olympic dates conflicted with the world championships in track and swimming, but those
events are now expected to also be pushed back.

unprecedented 前例のない  pandemic 世界的流行 
take place 開催される   conflicted with 〜にぶつかる 
world championships 世界選手権 
track 陸上競技   pushed back 延期する

感染を止めるには一人一人の意識

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 再び学校が休業になり、3月2日から数えると2ヶ月近くも学校が休みという事態になっています。生徒の皆さんは自宅学習をすることとなってはいるものの、体力的にも精神的にもつらい毎日だと思います。しかし大人も同じ。全世界的に厳しい状況にあることは誰もが知っていることでしょう。早くこの状況から抜け出したいと思っているのも誰もが同じ。そのために国は、人との接触を8割程度減らしましょうと言っています。8割減らすとは具体的に言えば、1日で10人の人に会っていた人は、2人以下にせよと言うこと。学校に来ていれば、クラス40人で生活していたことを考えると、8人以下の人としか会話や勉強ができないと言うことになりますね。接客業やセールスマンの方を考えれば「そんなの無理!」という声が聞こえてきそうです。しかし今、米国のニューヨーク州は、感染者が18万人を超え、毎日700人以上の規模で亡くなっているのです。国民性や医療体制から一概に比較はできないものの、ニューヨーク州の土地面積や人口は、東京都のそれと似たようなものなのです。
 ニュースでは毎日、東京都の感染者が100人超えを報道していますが、ニューヨーク州の事例は「対岸の火事」ではないのです。YouTubeなどでも、著名な方やスポーツ選手が外出を控えることを訴えています。強く意識するとともに、感染予防のために体力と精神力をつけておきたいものです。

                       学校長  川合 一紀

今だから考えたいこと

 今から30年近く前のお話です。教育学博士の小林正観さんの娘さんは知的障害者で生まれました。生まれつきの染色体異常で知能も体力も発達が望めなかったと言うことです。その娘さんが6年生の時のお話です。正観さんの言葉で綴ります。
 彼女が6年生の時のことです。運動会で徒競走がありました。彼女は普通の子どもより筋力がないのでいつもビリ。でもその年は、足を捻挫した友達がいたため「もしかしたら、初めてビリじゃないかも」と妻は喜んでおりました。しかし結果は、娘はまたしてもビリ。ところが、妻は残念がることなく、それどころかニコニコと嬉しそうだったのです。
 娘は捻挫をしている友達を気にかけながら、心配そうに、振り返り振り返り、走り続けます。足をかばいながら走っていた友達が転んでしまうと、娘は友達のところに駆け寄り、手を引き、一緒に走り始めたのです。2人を見ていた観客からは大きな声援と拍手がわきました。そして、ゴールの前まで来たとき、娘は、その子の肩をぽんと押して、その子を先にゴールさせたのです。このとき私は自分を恥ずかしく思いました。それまで知的障害者の娘を受け入れることができなかったのです。しかし娘から教わりました。人間が生きる目標というのは、競争したり他人を蹴落としたりして一番になることではなく、「喜ばれる存在」になることなんだと。
 人に喜ばれる存在になること、他人を思いやれること、そんなことを考えるに今は大切な機会かもしれません。スーパーで買い締めをしたり、電車の中で咳をすれば皆で睨んだりと、もう少し心にゆとりと優しさがほしいですよね。

                       学校長  川合 一紀

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入学式を終えて

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 昨日、本日と無事に始業式及び入学式を行うことができました。とは言え、刻々と変わる状況の変化にご理解をいただきました保護者や地域の方々には心から感謝申し上げます。今後の学校生活は不透明で不安があろうかと思います。しかし生徒たちには、生活に制限があり「これができない、あれができない」ではなく、「これならできる、こんなこともできる」と考えて生活しようと伝えました。
 さらには、こんな言葉も、「やまない雨はない」「明けない夜はない」。つらい時期があって先が見えないとき、もうこのままなのか、だめなんじゃないかと思いますよね。しかし、日はまた昇るのです。必ず収束の兆しが見えるのです。そう思って生活していきたいものです。次の登校日は9日(木)で学年ごとに時間差となりました。できることには限りがあります。特に1年生にとっては、初めての中学校生活であり、やりたいことややるべきことは盛りだくさんですが、優先順位をつけて、今日この日に学校へ来られることを喜び、次を楽しみに、少し我慢をしてほしいと思います。
 先生たちは、いつでも、いつまでも皆さんのことを待っています。

                       学校長  川合 一紀

入学式

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令和2年度入学式を行いました。

始業式 着任式

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1学期始業式、着任式を行いました。
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