最新更新日:2024/06/02
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365.2422日

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 毎日、コロナウイルスの話題ばかりで気が滅入ってしまいますよね。誰か早くコロナウイルスを退治してほしいものだと思うのですが、そんなときには「鬼は〜そと!!」と言って豆まきでもしましょうか。福を呼び込む行事として豆まきをするのが節分の風習ですね。ところで今年の節分は2月2日です、お間違えの無いように。「あれ?2月3日じゃないの?」と思われた方は無理もありません。去年までずっと2月3日が節分だったのですから。なぜ変わるのかというと、今年は2月3日が立春だから、その前の日が節分というわけなのです。そもそも立春とは、二十四節気の一つで春の始まり。1年を春夏秋冬の4分割した上に、それぞれをさらに6つに分けたので24分割されているのです。「節分」というくらいですから立春の前の日、立夏の前の日、立秋の前の日、立冬の前の日はぜんぶ節分。でも春は1年の始まりという大事な感覚が根付いていることから、今も豆まきのような節分行事が残っているのですね。
 ところで、では何で今年は立春が2月3日なのか、ですね。ここからは少し算数の問題になります。実は1年は365日より少し長い365.2422日。「う〜ん、小数点は苦手なんだよなあ」という声にお答えすると365日と5時間48分46秒ほど。つまり約6時間くらい長いのです。これが4年続くと約6時間×4=約24時間(1日)分増えてしまうことになるのです。というわけで4年に一度、1年を366日にして帳尻を合わせているわけです。これを閏年といますね。でもよく考えてみますと、約6時間で計算しましたが、本当は5時間48分46秒くらいですから、11分14秒ほどごまかしちゃいました。これがちりも積もって数十年単位でまたまたズレちゃうのですね。ですから今年の節分が2月2日になるのは124年ぶり。今後は毎年ちょっとずつ変わるのでお気をつけください。
 ちなみに、閏年には約束事がありまして、100で割り切れる西暦の年は閏年にしない、でも400で割り切れる西暦の年は閏年にするなんていう複雑な計算があるんだとか・・・。めんどくさい算数にお付き合いいただきました。

                      学校長  川合 一紀
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